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4分33秒の編集履歴

2016-02-27 10:08:18 バージョン

4分33秒

よんぷんさんじゅうさんびょう

米国の現代音楽家ジョン・ケージの代表曲

概要

米国の現代音楽家ジョン・ケージの代表的楽曲である。


楽譜

I(第1楽章):TACET(無音)

II(第2楽章):TACET

III(第3楽章):TACET


演奏

ピアノでもオーケストラでもその他あらゆる楽器・楽団において演奏可能である。

  • ステージに登場するまたは演奏が開始するときに告知し
  • 楽章が変わったときにそれを示す動作を除いては楽器を演奏することなくステージで何もせず
  • 演奏が終了したらその旨を告知しステージから退場するまたは次の楽曲を続ける

というのが一連の流れである。


ということは

タイトルである4分33秒の間、無音である。


ただし、実際には聴取者の体内に流れる血流や神経音、空気の流れやその他の音が聴こえるので、それらを含めての楽曲となる。


放送

題名のない音楽会」(テレビ朝日系列ほか)で過去に放送されたことがある。この時には舞台の上に時計を置いた上で、当時の司会だった黛敏郎があらかじめ演奏する旨を説明・告知した。このようなフォローをしないと放送事故ととられかねない事態となる。

ムジカ・ピッコリーノ」ではその曲を記憶したモンストロ(ロボット)が登場。他のドクターがいくらやって修理できなかったため墓場送りなっていたが、主人公達が修理することに成功した。

リズムがなくても、周りのに音でも音楽が隠れている事を教えてくれた。

関連項目

ジョン・ケージ - 作曲者。

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