百合カップリング要素を含むものが多いが、単純に二人が一緒に描かれたイラストも該当する。
「こがさな」はカップリングの慣例に従うと多々良小傘が攻めで東風谷早苗が受け（いわゆる「小傘×早苗」）と解釈されるが、東方の百合カップリングの場合順番はあまり気にされない場合が多く、この場合小傘に男役が振られやすいことや語呂が良いことなどが理由でこうなったと考えられる。
元々このカップリングは星蓮船で早苗が小傘を散々なまでに罵ったことに始まっており、この際のやり取りが初出の風神録で清楚で奥手なキャラと思われていたのが、地霊殿で非常識なキャラになった早苗に、さらに妖怪対峙に快楽を見出すサディストが付与される結果となった。そのため、最初期はさでずむを発揮した早苗が小傘を痛めつける、からの、何かに目覚めてしまう小傘という過激な描写から始まった。
そんな散々な始まりかたでこそあったものの、頑張っているが空回りしがちという小傘の性格は早苗の他の側面とも相性が良く
・非常識な早苗とそれに巻き込まれた小傘のドタバタギャグ、コメディ
からの、そんな自分についてきてくれる小傘に気が付く早苗
・清楚で奥出な早苗が頑張っている小傘を見守るほのぼの
からの、小傘の真剣で真っ直ぐな告白
といったように、早苗のすべての要素に対応した描写が可能で、非常識やさでずむ寄りな早苗が小傘の真剣な告白に驚いて奥出になったり、清楚寄りな早苗が時々いぢわるしたりと、ギャップ萌え的なことも行われる。
そのような成立過程や両者のスペッグ差が大きい為、小傘のほうはいつも必死で男役や受け、早苗のほうは余裕がある女役や攻めという分担になる場合が多く、幽リグほど極端ではないがおねショタ的な面も多少持っている。
