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やみのせんしの編集履歴

2016-03-06 20:21:43 バージョン

やみのせんし

やみのせんし

『ドラゴンクエストビルダーズ』の登場人物。

概要

ラダトーム地方が闇に覆われた元凶となっている戦士。その姿はエリミネーターやさつじんきなどと同系統の、というかもっと有名なところはカンダタの系列に入る。

終盤になると入れるようになる「やみのとびら」の向こうで待ち構えており、王冠などを被っているほか、本人はこの世界の王だと思い込んでいるようだが、その肩書きは「偽りの王」。狂った笑いをあげながら、自分の下に足を踏み入れた主人公に襲い掛かってくる。重要アイテム「にじのしずく」を手に入れる為に倒さなければならない相手。

関連タグ

ドラゴンクエストビルダーズ






































































































































ネタバレ

彼こそ、本作の物語のはじまりをある意味作った人物であり、その正体はDQ1の勇者。それがなぜこんな姿をしているのかというと、竜王の問いに「はい」と答え、「世界の半分をやろう」という誘いに乗ってしまったからである。だが、その答えは「セカイノ ハンブン」と書かれた建物に閉じ込められるだけだった、という罠に過ぎなかった。そして、長期間幽閉されたためか、精神を病んでしまったのである。首から提げているのは、あのローラ姫からもらった「おうじょのあい」というのが生々しく哀しい。

エルの考えでは、今まで真面目に過ごしてきた上、周囲から勇者であることをもてはやされてきたため、自ら自立した意思で行動を選ぶことがなく、自由に自分の道を進むことを知らなかったため、竜王の問いに純粋な好奇心を動かされ、どうなるかを知りたくて選択したのではないか、とのこと。これはリアリティある話で、現実でも真面目すぎる人がハメを一旦外すと、そのハメの外し方が非常識なものになってしまい、予期せぬトラブルを招くことはある。総じてステレオタイプの英雄像の弱点を突いた解釈と言えようか。

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