概要
ガンダムブレイカーシリーズ第三作。
ガンプラのパーツを好きに組み替えて「俺ガンダム」を作るのがコンセプトのゲームであり、前作よりもカスタマイズ性は大きく向上している。
ストーリー
商店街に活気を取り戻せ!
宇宙エレベーターが完成して一年。
とあるゲームセンターで遊んでいる君は、ミサという女の子と知り合う。
「我が彩渡商店街ガンプラチームに、キミをスカウトしたいんだよ!」
ミサの地元は寂れた商店街。
彼女はその彩渡(あやと)商店街を復興すべく、
ガンプラバトルチームによる宣伝活動をしている。
ミサと君は、地元の大会から全国大会までの道のりを
共に目指すことになるが…。
(公式サイトより)
キャラクター
メインキャラクター
彩渡商店街にあるトイショップの店長の娘。
寂れた商店街を復興させるべく、ガンプラバトルチームによる宣伝活動を行っている。
カドマツ
ロボット製造会社「ハイムロボティクス」の技術者。
本職はロボット製造だが、趣味でガンプラバトルのチームエンジニアをやっている。
ロボ太
カドマツが製造した騎士ガンダム型のトイボット。
スピーカーが搭載されていないため言葉を発することはないが、高性能なAIを搭載しており、シミュレータ内などでは会話も可能であり、SDガンダム系のユニットを用いてバトルにも参加する。
ロボ太という名はミサによる命名。
カスタマイズ
前作「ガンダムブレイカー2」までにおいてはスキルはパーツに固有のものとなっており、スキルに恵まれないパーツはどうしても性能的に劣ってしまうという難点があったが、今作においてはスキルを他パーツに継承させることが可能となっており、たとえば「フェイズシフト装甲を搭載したザク」「ツインドライヴシステムを搭載したジム」などというものも作成できる。
これら固有のスキルは、同系統の効果のものについては効果が重複せず、どれか一つを(自分の機体の設定に合わせて)選ぶような形となる。
その他、入手したパーツにランダムで付与されている一般スキルもあり、これらは一般スキル同士、固有スキルとの重複もそれぞれ可能であるため、有用なスキルを手に入れるためにミッションに挑むやりこみ要素も強くなっている。
また、EXスキルやバーストスキルについても、一定回数使い込むことで使用条件が撤廃されるため、「シャイニングフィンガーを使うガンタンク」「月光蝶を使うグフ」などというものさえ作成可能である。
実質、パーツごとの差異と言えるのは基本性能と固定兵装だけとなっている。
なお、今作から追加されたMSには人型を大きく逸脱した異形のパーツの持ち主も多く、特に本来MSですらない風雲再起のパーツが使用可能となっていることで、馬頭のMSや、ケンタウロス型のMSも作成可能となっている。
では固定兵装のないMSはどうしても不利なのかというとそうではなく、ビルダーズパーツと呼ばれる、本来ついていない装備を付与することが可能である。
見た目に影響せず基本性能をアップさせるだけのポリキャップや、バルカン・ミサイル・キャノン・ファンネル・対艦刀・太刀など多彩な追加武装、追加ブースタやアクセサリ類などを、合計7スロット分、MSの各所に追加可能である。
基本の設置位置は各パーツ数カ所からの選択という制限があるものの、細かい位置や角度、パーツの大きさは自在に設定可能となっており、もちろんパーツの色も変更可能。
これらを、武装や性能アップはもちろん、見た目を彩るためのアクセサリとして活用することで、まさに二つと同じもののない「俺ガンダム」を作成できると言えるようになった。
前作同様、HGとMGの間に性能差はない。大きさのみの違いである。
両者を混ぜたアセンブルが可能なのも前作と同様。