「Hydnellum peckii」はきのこの一種。タグ登録では便宜上「_(アンダーバー)」が入れられている。
日本において定められた呼び方は無い。
概要
若い個体からは真っ赤な液体が所々から出てているという非常に特徴的な外見をしており、その姿は「イチゴとクリーム」とメルヘンな呼び方から「出血キノコ」「悪魔の歯」などおどろおどろしい呼ばれ方で表現されている。
実際の姿については「Hydnellum peckii」で検索をかけて調べると見れるが、非常にグロテスクな画像が多く、そうしたものに耐性が無い場合は十分注意したほうが良い。関連イラストでも見れるがそちらにも要注意。
なおグロテスクな見かけ通りに食べるのには適さないが、見かけとは無関係に毒性はないとされている。つまり誤解されやすいが、いわゆる毒きのこではないようである。
また、成熟すると特徴のないやや茶色いきのこに落ち着く。
日本語での表記について
日本では「ハイドネリウム・ピッキー」とも呼ばれているが実際の発音は「ヒドネラム・ペキー」「ヒードネラム・ペッキー」「ヒードネラム・パッキー」などに近い。
参考1http://youtu.be/7GcJtUkfcSQ 参考2http://youtu.be/2IL8eUqH7_A
「hyd」部については英語読みのハイド、ラテン語読みのヒドの違いだが、「nellum」部をネラム(英)・ネルム(羅)としてもネリウムとするのはどの言語の読みとしても非常に考えにくい(nel l(エル) umをnel i(アイ) umと誤読したのだろうか?)。また後半「peckii」部も「peck」という単語の発音は「パック」に近く一般的な日本語表記では「ペック」とされており、ピックとすることはほぼ無い(一応参考1ではペとピの中間程度に聞こえるが)。「ii」部は英語読みではイアイになりうる(つまりハイドネラム・ペキアイ)が、このカナ表記は見かけない。
学名発音は人によって個人差があるものだが、それを考慮しても「ハイドネリウム・ピッキー」はかなり不自然な表記である、と言われる。とは言え字面のインパクトもあってかその読み方で広まり定着してしまっているわけだが。
関連イラスト
※グロテスクなため要注意※
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