概要
ブレイブストーリーの主人公である、ゲームが好きなごく普通の男の子。両親の離婚で離散してしまった家族を取り戻す為に、転校生・芦川美鶴が教えてくれた幻界へ赴き見習い勇者となり、願いを叶えてくれる運命の女神に会うために旅立ちをすることになる。小説版と映画版と新説版で設定や結末が異なる
小説
学年は小学5年生である。最初は自分の運命を変える事を目的に幻界を訪れたのだが、ハルネラの事、女神と老神の事、南北2大陸の長きにわたる闘争の事などを見聞きするにつれ、次第に自身の運命と世界の行く末について深く考えるようになっていく。
最後は、ミツルが5つめの宝玉を手に入れるために解いてしまった封印から出てきた魔族から幻界を守るため、女神に"常闇の鏡を打ち砕くことと(幻界の未来)と望み現世へと帰っていく。
映画
小説同様小学5年生で、(幻界の未来)を望んで現世へと帰っていったが、エピローグでは美鶴と再会する。
新説版
中学2年生となっている。途中で勇者として転生する。運命の塔でミツルと最後の激闘を繰り広げ、何とか打ち勝つが、シグドラとして復活したオンバの攻撃からミツルを庇い、相討ちとなる。ミツルに看取られながら光となって消滅しまうが呪われた職業である勇者の力、運命を見通しながらも運命を変えることができない現実と戦う呪いの力に打ち勝ち、オンバの心を救い幻界の呪われた因果の鎖を断ち切った。最終話では母親が自殺未遂を図る所まで巻き戻されて母親を助け、父親とは拳で語り合った末にどうにか和解し、変わらぬ運命の中で精一杯生きることを志す。最後は自分の異母妹(父と再婚相手の女性の娘)として生まれ変わった美鶴の妹・美鳥と出会い物語は締めくくられた。