山口如月
やまぐちきさらぎ
概要
通称「キサラギ」「如ちゃん」。「如月」が旧暦2月の別名であるためか、芦原ちかこからは「二月ちゃん」と呼ばれる。
「平凡地味時々天然」という、公式で地味子キャラ。ポニーテールと大きな眼鏡が特徴のメインキャラの一人。視力は相当低く、この眼鏡無しではほとんど何も見えないという。
一応主人公格だが、周りのキャラが濃いので若干影が薄い。読者視点を提供するというポジションもあるようで、『GA芸術科アートデザインワークス コア・カリキュラム』ではその辺りを「透明」「無地」と例えられていた。
仲の良い相手に対してもですます調で話し、「キョージュさん」「トモカネさん」などとさん付けで呼ぶが、ノダミキに対しては「ノダちゃん」と呼ぶ。
アートに関しては努力型(というより没頭型)で、デッサンの練習で一気に鉛筆を20本使ったこともある。野田ミキとは正反対のタイプと言える。
メルヘンチックな作風を好み、ペールカラー(パステル系カラー)をよく使う。
地味子ゆえファッション・テキスタイルは大の苦手であり、担当教員の越廼先生をひどく恐れている。料理も苦手らしい。
実は外間センセのコーヒーカップを4回も割ってしまっている、ドジっ娘系破壊王でもある。また食後に居眠りする癖がある。
GA3年生の水渕(ぶちさん)とは幼馴染で、キサラギがGAに入学したのもぶちさんがGA生徒だったことがきっかけである。
あーさん、ぶちさんのことは目標、憧れの一つとしても見ていたが、彼女たち(特にあーさん)の残した美術部の足跡・繋がりを残したいという気持ちもあり美術部に入部。同時にノダミキら他の4人も同時に入部した。その後は済し崩し的に新部長になっている。
ほかの4人にとってはキサラギといえば眼鏡のイメージが相当強いらしく、ノダミキの「キサラギちゃんは何でできてる?」の問いに対しほかの全員が「眼鏡」と答えた。
『コア・カリキュラム』でも、眼鏡についていろいろ作者から書かれているが、眼鏡の存在感が強すぎるせいか、雑誌の表紙では「あらゆる衣装も眼鏡がほぼ駄目にしました」とのこと。
他称は「如月」(人によっては敬称が付く)でメインキャラでは唯一漢字表記。これは、漢字の画数が少なく、仮名では字数が多い(女性名としては珍しく4文字)せいと思われる。