CV:名塚佳織
概要
GA1年生でメインキャラ5人の中の1人。
ワンレングスの長い黒髪と常に半開きの目が特徴で、いつも黒タイツを履いている。身長162cm。
かなり遠くの町から長時間かけてGAに通っている。どうやらお嬢様らしく、その立ち振る舞いはとても15歳とは思えないほど大人びている。お嬢さまであることを気取ったり鼻にかけたりすることは決してない。
常にクールで表情にほとんど変化がない。目つきが怖いと言われることもある(アニメ版の作画監督・渡辺敦子の評)が、実は作中で怒ったことが一度も無いという、非常に優しい性格である。
設定上は寡黙であるが、実際のところは結構セリフが多い。
しゃべり方は「~だ」「~だな」と堅く、難しい表現を使うこともあるが、友人とのコミュニケーションには支障は無い。
好きな色は黒で、黒い絵の具や配色紙などを大量に消費する。
あだ名はキョージュ(由来は如月たちにテストに出た「享受」の読みを教えたことから、ただしナミコさんだけはマサと呼ぶ)。その名の通り、芸術に関する知識や技術が豊富で、成績もかなりいいようである。授業で出てくる用語や技法などは以前からほぼすべて習得しているらしく、本当にGAに通う必要があるのかとすら思えるレベルである。芸術に関係ない知識もたいていは知っている。しかも運動能力も高い。しかし他人を「殿」付けで呼ぶ、真の黒色を追求し続けるなど少々ズレたところもある。
芸術方面の弱点としてはデフォルメ表現や空想画が苦手(あるいは理解できない)な模様。また対象物が真っ白な石膏デッサンも好きではない。
実家では和服を着ており、親に婚約者(本人は会ったこともない)を決められているなど、まるで大正時代の娘のようである。婚約者の件については内心いろいろ悩みがあるらしく、キサラギにその胸のうちをそれとなく明かそうとしている素振りも見せている。
表情は薄くとも感情は豊かで、生き物を慈しんだり、実は暗所恐怖症だったり、レタリングの検定で高い実力があるのに「お揃いだから」という理由で他の4人と同じ低い級を受験するなど意外にかわいらしい一面もあり、トモカネのボケに付き合ったりノダミキやキサラギの真似をするなど見かけとは裏腹にノリも良い。
キョージュの謎
- 動物と会話が出来る。凶暴なおにわとり様も思い通りに操ることが出来る。
- どんなに長時間でも微動だにせずに止まっていることができ、作者に「静止芸」と言われている。
- 霊感のようなものがあるらしく、何も無いはずの場所をじっと見ていたりすることがある。
- 制服やかばんの中に、常人がまず携帯していないであろう道具がたくさん入っている(旅行歯ブラシ、塩、イチゴジャムなど。中身を全部出してみるとマグカップ、印鑑、飯ごうまで出てきた)。
- 平熱が34.5度とやたら低い。
- 磁性のないはずのヘアピンでネジを大量にくっつけたりしていた。キョージュ本人に磁性があるようで、頭にもネジが引っ付いていたらしい。ちなみに同じヘアピンでノダが真似してもくっつかなかった。
- 雨が続くと関節の動きが悪くなることがある。あまり長期間雨が続くと、その後晴れたときに雨で使われなかったエネルギーが発散され、しばらくの間信じられない速度で芸術作品を作ることが出来るようになる(如月にもらったビスケットに一瞬でカメオ彫刻を彫った等)。
- 何の道具も使わずに物体の熱伝導や電気伝導を測ることが出来る。そこからその物体の材質を特定することも出来る。
・・・など、その謎の多さは枚挙に暇が無いほどである。そのため周囲の人間からはロボットや宇宙人などと疑われることもある。
きららファンタジア
「GA芸術科アートデザインクラス」参戦イベントから2か月経過した2019年6月、ナミコさん共々実装(☆4・アルケミスト(月属性))。メインのクラスはアルケミスト。
2020年七夕イベント「七夕の約束」にて七夕限定Verとして実装された(★5・せんし(土属性))。
なお、ちくわの話す事も理解できる模様。
この時に関与したクリエメイト全員、2022年七夕イベント「七夕のわかれ星」でも関与する事となる。