概要
ガテラティオ出身の35歳。(画像中央の人物)
正教騎士団の三銃士の一人であり年長者。【堅牢のバイソン】の異名を持つ。
貫録のある体躯の持ち主だが神聖魔法の使い手であり、主に回復等の援護をつとめる。本人曰く【三銃士の癒しの光】。
温和な性格の持ち主であり、ユウ達若者にとっては様々なアドバイスをくれる父親的存在。
Uの手帳のとある項目において実はドルヲタの顔もある事が発覚。
大事な事は二度言う癖を持っており慎重な性格が窺える。
重ねて申し上げます。大事な事は二度言う癖を持っています。
ニコライに降りかかった悲劇
物語の序盤、巡教の森で起きた異変を伝える為にガテラティオの大聖堂へ戻ったユウ。
しかし、彼がガテラティオで目にしたのはグランツ帝国の襲撃により壊滅した正教騎士団・・・そして、大聖堂で事切れそうなニコライの姿であった。
ニコライはユウに『帝国軍の魔の手から逃げる事』を強く説き息絶えてしまう。
彼の死により三銃士は壊滅。ユウは最後の仲間を失ってしまった
体験版での謎
体験版において戦闘不能になると他のメンバーと異なり地に伏さず、なぜか跪くようなポーズになっていた。
それこそが実は本編における彼の伏線でもあった。
物語のネタバレがあります!
帝国の手先となったジャンと真っ向勝負し、打ち勝ったユウの目の前で信じられない事が起きる。
突然唱えられた神聖魔法でジャンが回復。
そして現れたのは・・・
あの時大聖堂で息絶えたはずのニコライその人であった
ニコライが生きていた事と同時に、帝国の衣装を纏った彼の姿にユウは愕然とする。
・・・実はニコライは帝国軍を率いる皇帝オブリビオンと旧知の仲であり、ストーリーの開始以前に皇帝からビショップとフェンサーのアスタリスクを受け取っていたのだった。
ニコライ自身はビショップのアスタリスク所持者となり、フェンサーのアスタリスクを託したジャンと共に帝国へ密かに寝返っていたのだ。
(ちなみに前述した『二度言う癖』はビショップのジョブ特性『二言』の伏線でもある)
ユウとは敵対する事となってしまったニコライ。
しかし、彼がユウに説いた「逃げる事」に関しては嘘偽りはなかった。
何故ならそれそのものがニコライの本心からくる彼への最後のアドバイスであったからである。
この一件で事実上の三銃士の崩壊になってしまった。
いや、最初から正教騎士団三銃士の絆は偽りの絆だったのだ。
しかし、彼はユウに対してアドバイスをしたように恨みつらみに囚われただけの非情な人物ではない。思慮深い人物であるが故にある理由で帝国側の思想に付いたのである。
囚われの身であるアニエスに対しても食事の差し入れ等で密かに優遇していた。
神聖魔法
回復魔法は全てHPの「%」で換算した回復量を持っており消費MPも白魔法と比べて低く使い勝手はいいのだが、実は全体化すると逆に回復量が少ない。今作の白魔道士は回復に特化している為、結局は効果としてはこちらが上である。
ただし、神聖魔法の強みはどのジョブで使っても安定した性能であるので魔道士系以外でも十分発揮する。