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白鳥由栄の編集履歴

2016-06-24 03:04:48 バージョン

白鳥由栄

しらとりよしえ

昭和時代に一世を風靡した、日本の伝説的な脱獄者。

人物

明治40年生まれ、昭和54年没。

「昭和の脱獄王」で有名になった受刑者で、生涯で計4回の脱獄を繰り返した。


豆腐屋の養子だったが、破落戸となり放蕩仲間と強盗・殺人を犯したため投獄される。当時の受刑者に対する扱いが酷かったため、これが脱獄をするきっかけとなる。


脱獄をした戦後に農家に畑泥棒と間違われて袋叩きにされるが、正当防衛で返り討ちにして死に追いやった。脱獄と相まって死刑判決を受けたため、再度脱獄。


最期に捕まった際には、その警官に人間的な対応をされたために改心し、また、先述の正当防衛が認められたため、20年の懲役に服す。その間に刑務所では以前より待遇が良くなった。


仮釈放後は建設業に従事。最期は心筋梗塞で亡くなる。その後の遺骨は、出所した際に仲良くしていた当時の子供だった女性に引き取られ、手厚く葬られた。


中二病的な身体能力・脱獄技術

  • 後述の理由により、20キロの特製の手錠や監視口の檻に味噌汁を吹きかけ、味噌汁の塩分で鉄を錆びさせて壊したという逸話は有名。
  • 凄まじい腕力の持ち主で、米俵を両手に持つことができ、煙突を素手で引き抜け、手錠を引きちぎれた。
  • 1日に120キロ走れる持久力を持つ。
  • 全身の関節を自由に外すことができた(先天性か後天性かは不明)。頭部が入れる穴があれば、関節を外して潜り抜けられた。
  • 針金で刑務所の合鍵を作るなど、手先が器用。

その他

これらの数々の逸話から、フィクション作品で題材にされた。


ゴールデンカムイ』の白石由竹が、白鳥のモデルとなったと言われる。

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