声優
概要
異世界「紅世」の住人、通称「紅世の徒」と称される種族の1人で、その中でも強力な力を持つ「紅世の王」。茜色の炎を扱う。
『サブラク』というのはこの世の定めた名前で 真名(本名)は“壊刃”。
依頼を受け、標的を討つ仕事をしている為「殺し屋」とも呼ばれている。
生まれながらに強大な力を持っており、徒としては珍しいことに明確な欲望を持たない。この世に渡ってきたのは気まぐれで、殺し屋をやっているのも向いていたからというだけ。他人にあまり関心を持つことがなく、自分のままであり続ける。
その在り様はとある徒の死生に影響を与え、彼自身もちっぽけな彼女を心にとめていた。
ぶつぶつと独り言を垂れ流す癖があり、登場人物の一人から「ブツクサ野郎」というあだ名を頂戴している。名高いフレイムヘイズや徒の例に漏れず呼び名がかなり多い。
刀剣コレクターで、依頼の報酬などで得た多数の刀剣を所持している。それらは戦闘時に一気に使い潰すこともあり大した執着は無いようだが、刀剣型宝具の一つを誰かさんに台無しにされた時は珍しく激怒する事もあった。
本編開始の二年前から「仮面舞踏会」の依頼でフィレスとヨーハンを追っており、本編開始直前に依頼を達成。本編では、ベルペオルから再び依頼を受け、御崎市に来襲する。
容姿
幾重にも巻いたマフラー状の布で顔を隠す、硬い長髪と暗がりに溶け込むような黒マントが特徴的な背の高い男の姿。人化してもほとんど姿は変わらず、赤い両目が人間の目に変わる程度だった。
マントの下は厚手の皮つなぎとプロテクターで覆われており、肌は一切露出していない。マントの内側には所有する多数の剣を携帯している。
戦闘スタイル
上記の刀剣コレクションを活用する剣士。基本的に二刀流で、その腕は白兵戦最高峰のヴィルヘルミナが四半分間違えば死ぬほど。
最初に察知不能の不意打ちで無数の剣の交ざった大規模な爆発を起こし、生き残った相手には直接出向き津波のような炎と剣の濁流を操って掃討する。
個々の攻撃が直撃すれば即死するほどの威力の上、攻撃でつけた傷を時間とともに広げる自在法『スティグマ』や、不死身を思わせる異常な耐久力をも持つ。
この異常な耐久力にはからくりがあるが、これを破られ追い詰められても策や保険を用いて危機を脱し、次の対戦ではからくりを逆に罠にし敵を圧倒する周到さ、抜け目無さを持つ。
欠点は、「一度姿を見せると遠くへは離れず、初撃のような広範囲攻撃も行わない」「強大な王の割に視野が個人レベル」などの理由から「サブラクとある程度渡り合える実力者なら、逃げることは簡単」だという。
名前の元ネタは『ソロモン72柱』に属する序列43位の悪魔サブナックと思われる。