あぶきそ
あぶきそ
概要
阿武隈は第一水雷戦隊の旗艦で、霞や初霜などの強豪駆逐艦をまとめ上げる姉貴分(兄貴分ともいえるかもしれない)であり、
一方の木曾は、少しだけ一水戦の旗艦を代わりに務めたことはあるが基本的に旧式艦故か一歩引いた活動をしていた。
一般的には木曾は妹(弟?)ポジもしくはイケメンポジのものが多い中、当カプにおいてはそうとも言えないものが見受けられる。
(要はバディ然としていたりする)
外向きは女の子であるが内側は部下に負けず劣らず燃え盛る、奇跡の作戦の立役者の阿武隈だからだろうか。
その奇跡の作戦、キスカ島撤退作戦の基幹として参加している。
阿武隈は帯刀していないが、木曾が持っている軍刀はもしかしたらキスカ島の陸戦隊のものかもしれない。
軍刀についての余談ではあるが、木曾があまりにも機関などにガタが来ていたためにレイテ沖海戦に参加しなかったことからもわかるように、北方の寒さは非常に厳しく、通常の刀は脆くなってしまっていた、軍刀において最重要なことは折れないことなのでこれはゆゆしき事態であった。
この要件を満たすために刀匠・橘正秀が開発に携わり東洋刃物が生産した振武刀はマイナス40度の世界でも使えるものとなっていた。
なので木曾のこの軍刀に名前をつけるとしたら、キスカ島の和名である鳴神島からとって、鳴神正秀といったところだろうか。ちなみにアッツ島は熱田島である。
北方での活動のため両者ともに米艦への偽装のために煙突を白く塗り、
加えて木曾(と多摩)はかの有名な北方迷彩を施している。
ゲームにおいては阿武隈は軽巡、木曾は雷巡としてと異なるが、共に甲標的を積むことができる。
阿武隈の甲標的積載に関しては「あの時は捨ててきてしまったキスカ島の甲標的隊を収容している」という説が有力である、キスカ島撤退作戦に参加した木曾も同じ理由かもしれない。
(大井、北上は北上が載せていた人間魚雷回天の代わりという説が有力)