CV:かとうかずこ
概要
錬金術世界とは別の世界である現実世界でトゥーレ協会の会長を務める美女。
戦争に勝利して世界を支配するために、伝説の理想郷である“シャンバラ”の強大な力を手に入れようと暗躍している。現実世界には存在しないシャンバラ=錬金術世界の技術に興味を持ち、それを手に入れるためには手段を選ばない。しかし、実際の本心は「別の世界の存在」に対する恐怖心から、錬金術世界そのものを滅ぼすという身勝手極まりない疑心暗鬼であった。
2つの世界を繋ぐ門の力で現実世界から錬金術世界へと飛ばされた際にはその世界にいた人々を「姿形は同じでも別の世界の化け物」と決めつけて無差別に殺傷していたが、最終的にはエドとアルに敗北、異形の姿へと変えられて現実世界へと戻され、その場にいた人々からは「化け物」と畏怖された挙句、同じくその場にいたヒューズに射殺された。
自分とは異なる存在を恐れ、それを排除しようという考えは特別なものではないとはいえ、彼女の傍迷惑なエゴのために一方的に襲撃される人々はたまったものではないだろう。
そのような意味では、ノーアとある意味で似た者同士。