概要
Ray-Kbys氏のオリジナルキャラクター。
アゲハは玄関前で這いずっていた所を保護された形容し難い何かである。
頭部から胸部にかけては人間の少女のようであるが、右腕は触腕、左腕は人形の様な球体間接を備えており、肩甲骨は大きく突出し、腹部は内蔵が不在であるかの様に痩ており、下半身は酷くねじれて軟体動物の様な二本の脚状のものが絡み合っている。
頭部は人間の少女のようであるが、瞳は深紅に染まっており右目の強膜は黒く、そして左目の強膜は充血している。
口は人間のそれより遥かに広く割け、左上顎からは発達した犬歯のようなものがはみ出している。
保護された当初は酷く衰弱しており、声をかけても弱々しく這いずる程度の反応しか見せなかったが、暫くすると室内を這い回る程度に回復したが、言葉が通じる様子はなく、キィキィと言う鳴き声を発するのみである。
意思の疎通は難しい可能性があるものの、与えられた食べ物は素直に食べ、身体を洗う際にも特に抵抗を見せない等、問題行動は見受けられない。
しかし、この頃から変態を思わせる形状変化(一部の皮膚への着色、腰部から球体間接状の何かの発生など)が見られ始めた。
現時点(2015年7月12日)ではこれが何者であるのか知る術はなく正体不明のままであるが、その虫を連想させる姿と、成長を遂げた姿が美しくある様にとの願いから、保護者によって「アゲハ」と名付けられた。
また、保護者はアゲハに対して「愛着」を持っているようだ。
追記(2015年7月28日)
現時点でもアゲハは外見上様々な成長を続けている。
1.腰部から昆虫を連想させる脚が発生し、上半身を起こして移動出来るまでになっている。
2.触腕の様なものが肩を中心にした範囲に複数発生している。
3.右腕部にあたる部分にある触腕に穴のようなものが発生している。
4.右目が複眼状に変化しつつある。
5.複数の犬歯状のものが発達してきている。
著しい外見上の成長又は変化とは裏腹に、性格は至っておとなしいままである。
また、以下の点から、アゲハは情緒的、知能的にも成長しているものと推測される。
1.頭を撫でる、抱きかかえる等のボディコンタクトを行った際に表情を綻ばせる。
2.「アゲハ」を自身の名前として認識し、反応を示す。
3.保護者が高い頻度で使用する単語の意味を理解している様子がある。
4.パソコンやテレビの画面に興味を示す。
しかしながら、保護された時点から現在までにおいてアゲハとの言葉を介したコミュニケーションは成立しておらず、その情緒的及び知能的成長の程度については不明なままであり今後も継続した観察が必要である。