概要
Ray-Kbys氏のイラストストーリー「Butterfly Affection」及び、それを元にしたフリーゲーム「Butterfly Affection ~蠱惑の幼虫~」に登場するオリジナルキャラクター。
アゲハは玄関前で這いずっていた所を保護された形容し難い何かである。
頭部から胸部にかけては人間の少女のようであるが、右腕は触腕、左腕は人形の様な球体間接を備えており、肩甲骨は大きく突出し、腹部は内蔵が不在であるかの様に痩ており、下半身は酷くねじれて軟体動物の様な二本の脚状のものが絡み合っている。
頭部は人間の少女のようであるが、瞳は深紅に染まっており右目の強膜は黒く、そして左目の強膜は充血している。
口は人間のそれより遥かに広く割け、左上顎からは発達した犬歯のようなものがはみ出している。
保護された当初は酷く衰弱しており、声をかけても弱々しく這いずる程度の反応しか見せなかった。暫くすると室内を這い回る程度に回復したが、言葉が通じる様子はなく、キィキィと言う鳴き声を発するのみである。
意思の疎通は難しい可能性があるものの、与えられた食べ物は素直に食べ、身体を洗う際にも特に抵抗を見せない等、問題行動は見受けられない。
しかし、この頃から変態を思わせる形状変化(一部の皮膚への着色、腰部から球体間接状の何かの発生など)が見られ始めた。
これが何者であるのか知る術はなく正体不明のままであるが、その虫を連想させる姿と、成長を遂げた姿が美しくある様にとの願いから、保護者によって「アゲハ」と名付けられた。
また、保護者はアゲハに対して「愛着」を持っているようだ。
追記
アゲハは外見上様々な成長を続けている。
1.腰部から昆虫を連想させる脚が発生し、上半身を起こして移動出来るまでになっている。この脚は腕としても使用しており、後述の裁縫にも活用している。
2.触腕の様なものが肩を中心にした範囲に複数発生している。
3.右腕部にあたる部分にある触腕に穴のようなものが発生している。
4.右目が複眼状に変化しつつある。
5.複数の犬歯状のものが発達してきている。(最新のイラストの時点ではあまり目立たなくなっている)
6.人間に近い部分も幼女から少女へと成長している(そのため、目のやり場に困った保護者が服を着せている)。
7.腹部や下半身の捻じれもなくなってきているなど、全体的な体形が人間のそれに近くなっており、メインイラストのように露出の少ない服や、包帯で異形の部分を上手く隠せば人間と見分けがつかないほどで外出も可能。
著しい外見上の成長又は変化とは裏腹に、性格は至っておとなしいままである。
また、以下の点から、アゲハは情緒的、知能的にも成長しているものと推測される。
1.頭を撫でる、抱きかかえる等のボディコンタクトを行った際に表情を綻ばせる。
2.「アゲハ」を自身の名前として認識し、反応を示す。
3.保護者が高い頻度で使用する単語の意味を理解している様子がある。
4.パソコンやテレビの画面に興味を示す。
5.パソコンを使って調べ物をする。ちなみに検索ワードは「人」である、とコメントにて指摘されている。
6.火の扱いが出来て調理の概念も理解しており朝食を作った。火加減・味加減は微妙だが食べられないレベルではない。
また普段の行動から食事は人間ほど必要ではないようで、さらに味覚は無い可能性もある。
7.保護者に対して、外出用の服を要求する。
8.外出用の服を自分の異形部分が分からない様、器用に裁縫する。
9.保護者と一緒に「外出しよう」と、促す。
10.外出先で保護者の腕を取って体を密着させて歩いたり、隙をついてキスをする。
しかしながら、保護された時点から現在までにおいてアゲハとの言葉を介したコミュニケーションは成立しておらず(筆談も今のところ成功していない)、その情緒的及び知能的成長の程度については不明なままである。また、当初は貞操観に関してはまだ理解できていないためか、保護者から与えられた衣服を脱ぎ散らかしてしまうこともあったが、すぐに着こなすどころか自分の体形に合うように作り直している。
最近では、上記のように保護者に明らかに好意を抱くようになっている。
関連タグ
ゲーム版ネタバレ(未プレイの方は注意)
終盤で保護者に対し性行為に及ぼうとする。この時、触手から痺れ効果のあるものや、催淫効果のある毒を保護者に打ち込み(つまり、様々な毒物を生成することができることが判明した)、保護者から、行為に動くようにしている。
彼女と結ばれるかどうかはプレイヤーの選択次第だが、そのあと、彼女が部屋から退室後に施錠してある引き出しから観察日記を取り出すと‥‥。