概要
RPG『サガフロンティア』に登場する敵キャラクター。「妖魔系・女性」系統のランク3にあたる。
(一般的なRPGではモンスターに当たるが、本作において「モンスター」はそれとは異なる種族名を指すため、ここでは「敵キャラ」表記。)
ネコ科のような耳と尻尾を有した獣人で、その名の通りピンク色が特徴的。
髪や身体の腕・脚がピンク色で、胸部周りが紫色。
身体のそれぞれの色が体毛なのか肌の色なのか衣装なのかは不明だが、胸元には人間と同じ肌の色も見えている。
二足で立ち、攻撃時にはハイキックするモーションがある。
1997年にアスキーより発売された『サガ フロンティア トレーディングカードゲーム』のフレーバーテキストでは、「人間の知能に猫の瞬敏さを合わせ持つ妖魔。かわいい容姿と妖力で相手を惑わせる。」と記されている。
(ちなみに「俊敏」「併せ持つ」が正しいと思われるが、原文ママで表記。)
- 攻撃能力
- 空気投げ(単体にスタン効果)
- 爪(単体に攻撃)
- 回転攻撃(単体もしくは全体に攻撃)
- 魅了凝視(単体に魅了効果)
- 毛縫い(自分のHPとステータス異常回復)
2021年発売の『サガ フロンティア リマスター』ではグラフィックが高解像度になった。さらに行動パターンに「雷炎パワーボム」が追加されている。
関連モンスター
ピンクパンチと同グラフィックで、待機モーション違いの敵キャラに「ピンクショック」がいる。
アスキー発行の攻略本『サガフロンティア 裏解体真書』内の読み物企画「ザ・キング・オブ・リージョン'97」においては、ヘヴンダンサー・ピンクショックと共に「まじかる☆ピンクチーム」を結成し、格闘大会K・O・Rに出場する。
ロマンシングサガ リ・ユニバース
サガシリーズのソーシャルゲーム『ロマンシングサガ リ・ユニバース(ロマサガRS)』では、2020年よりモンスター(敵キャラ)として登場。ハイキックモーションを元にした新規のドットグラフィックが用意された。
2023年8月に開催されたイベントミッション「海辺で発見!モンスターズバケーション」においては、ミッション対象の特別モンスターとして薄い青色のビキニ水着を纏った姿で登場した。遭遇するとプレイヤーパーティ全体に、愛がアップする特殊技「トロピカルプロージット」を放ち撤退していく。そのためこちらの攻撃で倒すことはできないが、遭遇した時点でミッション達成となる。
2024年1月17日には期間限定ガチャ「桃拳鍛錬祭 サガ魂ガチャ ピンクパンチ編」にSS[爪、受けてみる?]ピンクパンチとして登場。まさかのパーティキャラ化を果たした。
肉体派の妖魔は珍しい? でしょうでしょう? そこが魅力的なのよネ。妖魔だから魅力は大事にしてるのよ。ほら、もう私のものよね。 |
習得する技・術は「ソニックキック」「ラブリーエール」「キューティストライク」。味方の男性&性別不明キャラの火力を特大強化できるのが大きな特徴。
2025年2月14日には期間限定ガチャ「チョコっと幸せ!ロマンシングバレンタイン Romancing祭 メロトセロイ編」にSS[チョコっとライブだ!]ピンクパンチとして、バレンタインライブ衣装の新スタイルで登場。
持ち歌一曲も無くて、全部歌ってみたなのにこんなに盛り上がってくれてありがとう! お礼にチョコをまくよ、受け取ってネ! 愛してるよ! |
習得する技・術は「飛旋脚」「まじかる☆ライブダンス」「ラブリーコンビネーション」。前スタイルと同じく、味方の男性&性別不明キャラの火力特大強化が売り。
今スタイルはイラストにも趣向が凝らしてあり、ライブステージの上にはピンクパンチの他にもロマサガRSでは初登場となるヘヴンダンサーとピンクショックの姿があり、まさかの「まじかる☆ピンクチーム」のゲームへの公式逆輸入が叶っている。また、客席でピンク色のサイリウムを振っているのが生命科学研究所の研究員たちという小ネタも盛り込まれている。
更にはホーム画面でこのピンクパンチをタップすると
でも、新生まじかる☆ピンクの持ち歌欲しいな~ イトケン書いてくれないかな~。 |
と、サガシリーズ楽曲を手掛けてきた伊藤賢治氏をあだ名で名指しするという大胆不敵にも程がある台詞が飛び出す。
ま…まあ あんたほどの実力者がそういうのなら………