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駝鳥竜類の編集履歴

2016-08-21 00:51:49 バージョン

駝鳥竜類

だちょうりゅうるい

オルニトミモサウルス類とも。手ラプトル形類の恐竜の一群。

概要

 ラテン語のOrnithomimosauriaは「鳥もどきのトカゲ」の意味。英語ではostrich dinosaursと呼ばれている。日本語の「ダチョウ竜」「ダチョウ恐竜」は英語を和訳したもので、「オルニトミモサウルス類」より以前から使われる名称である。「オルニトミムス類」は誤り。

 多くは白堊紀の北半球に生息していたが、アフリカやオーストラリアにもいた可能性はある。巨大な爪を持ったデイノケイルスやペレカニミムス、そしてガリミムスオルニトミムスが属するオルニトミムス科からなる。

 ペレカニミムスやハルピミムスなど、原始的な一部の種は歯を持っていたが、多くの種は歯のない口嘴を持っていた。腕は長く細く、太い鉤爪を兼ね備える。後脚は長く力強く、大きく細い足、短い指が続き、蹄のような鉤爪で終っている。

 全ての恐竜の中で、もっとも足が速かったと考えられている。他の空尾竜類と同じく、肌は鱗というより羽毛におおわれていた。

 駝鳥竜類は栄養のほとんどを植物でまかなっていた。原始的なものも含め、多くの種の胃から、植物をすり潰すための胃石が見つかっているからである。

分類

手ラプトル形類 Maniraptoriformes

 駝鳥竜類 Ornithomimosauria

  ンクエバサウルス(Nqwebasaurus)

  ペレカニミムス(Pelecanimimus)

  ホーシン(Hexing)

  シェンジョウサウルス(Shenzhousaurus)

  ハルピミムス(Harpymimus)

  デイノケイルス科 Deinocheiridae

  オルニトミムス科 Ornithomimidae

  キンナリーミムス(Kinnareemimus)

  ネッドコルバーティア(Nedcolbertia)

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