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四恵の編集履歴2016/08/27 19:32:12 版
編集内容:少々加筆・修正

概要

俺様な遠月卒業生四宮小次郎(パリで活躍する一流フレンチオーナーシェフ29歳)気弱な在校生田所恵(遠月高等部一年15歳)との歳の差カップリング。

※歳の差(青年少女)以外にも「身長差」・「身分差」・「先輩×後輩」・「レギュムコンビ」・「両極端(九州弁×東北弁)」等と萌え要素も含め様々な関係性が成り立つカプであるが、取り分け「ドSの年上ワガママ男と純朴な薄幸少女」と言う構図が人気を博す所以となっている。

本編での経緯

「合宿編における非公式の食戟」では堂島氏の見事な機転及び采配並びに創真の力強い後押しを受け、恵は初めて料理と真剣に向き合い本来の実力が遺憾無く発揮された事で斬新且つセンスが光る渾身作虹のテリーヌ(和素材の紫蘇・すだち活用+日本伝統保存食”干し野菜”の熟成による旨味をドライトマトでアクセント付け=四宮の課題と同じ野菜のテリーヌながらフレンチに和の趣をプラス)を完成させる。

そんな恵の拙くも響くホスピタリティ溢れる料理に四宮は奇しくも幼き日の母との思い出を想起するほど母の愛を感じ、張り詰めていた心が氷のように解け優しく癒されると同時に高みを目指すあまり忘れ掛けていた大切な気持ちも思い出す。

即ち長年孤独な闇に囚われし頑なな心(停滞)も一筋の涙と共に浄化され、一夜にして嘗ての情熱に満ち溢れる若かりし頃を彷彿とさせる四宮へと覚醒を果たす。

かく言う恵も理由はどうあれ日本を牽引する憧れの卒業生・四宮との貴重な食戟を経て強力な武器(ホスピタリティ)と共に度胸・自信がつき、最悪な出会いから始まりし真逆な性格の二人がこの日を境に年齢・立場に拘わらず一料理人として成長・前進し合えた意味のある関係は実にドラマチックで素敵な巡り会わせと言える。

実際、四宮はこの食戟以降相変わらず物言いはキツいもののSHINO’s本店スタッフらも明白な変化に疑問を抱くほど丸くなり(=本来あるべき姿へ)心許した事で強き信頼・絆がまざまざと窺える良好な関係が築かれている。

加えて料理面では食戟において和仏折衷珠玉の一皿(虹のテリーヌ)=恵流フレンチスタイルを目の当たりにし強い刺激を受けた事で、これまでは仏の伝統的郷土料理「シュー・ファルシ」然り「9種の野菜のテリーヌ」然りと五基本味の一つ甘味に焦点を置きレギュムの魔術師らしく野菜本来の甘さを最大限生かす調理工夫が成され美味を堪能する料理であったが、現在では賄いの「ゴボウのキッシュ」を見るや明らかに食戟以前と異なり日本とフランスの(食材)融合に加え日本発の旨味(ルセットを窺うに熟成による旨味増強作用も加味した旨味成分豊富な食材選択・併用による旨味相乗効果等を意識)を重視した真のフランス料理を極めし日本人だからこそ成し得る料理を追及するべく、和テイストなフレンチへとベクトルを大きくシフトし自身の料理へ吸収・昇華させている。

それ故、四宮がスポンサーの反対を押し切ってまで「SHINO’s日本出店」を決めるに辺り「もう一度自身の生まれた国で料理と向き合う事が三つ星を獲る為にどうしても必要」であると人生の大きな転機を迎えそう思い至りし根底には、食戟時における恵の料理に少なからず影響を受けた(救われ導かれた)が為と捉えられる。

尚、恵のお陰で自我を取り戻し再び前進できた四宮はこの日本出店を機に遂に念願であった母のために極上フレンチを振る舞い、何にも勝る最高のご褒美「=母の幸せそうな満面の笑み」を受け取っている。

また将来的には接点である郷土料理(田舎出身の二人が互いにオーソドックスで素朴な郷土料理と関わり合うのも、偏に郷愁を誘う愛情溢るるお袋の味的ぬくもりや温かさが心地良く性に合っているが故と窺える=料理の方向性における価値観の一致)ないしは恵が今まで料理人として成長する重要な節目において何かと縁深いフランス料理を究め、やがてはスカウトされかけた四宮の店「SHINO’s」へ就職する可能性は大いにあり得る。

何れにしても学園OBであり基本的にフランスを拠点とし活躍する四宮とは合宿以来絡みは無くとも繋がりは(以上のとおり)依然進行形の様相を呈し、何よりある女性との運命の邂逅(=人生の大きな転機を迎える)により過酷な環境下から心身共に解き放たれ進むべき道が開かれた(救われ導かれる)という意味では黒木場&アリス(リョアリ)葉山&汐見(アキ潤)のお馴染み両CPと何ら変わらぬプロセスを辿っており、料理人として人生(己)を変えし特別な相手(女性)の武器(理論)を皿に宿らせ益々輝き続ける(進化)彼ら(三組)に果たして恋愛的関係変化は訪れる事と相なるのか!?全ては今後の動向に刮目と言ったところであろう。

その他

因みに解禁された四宮のプロフィールにおける好きな女性のタイプ「うるさくない女」である点でも事実「恵」は(四宮周辺の女性陣を窺う中で)相応しく、まさにお似合いなカプと言えよう。

時にスピンオフ漫画~L'etoile1話~では食戟以降フランスへ戻った四宮が事ある毎に「鈍間」と(恵を)思い出すばかりか、意外にも「下の名」まで記憶し思わず恵に反応するという驚くべき(デレ)展開を見せている。

そしてTVアニメ食戟のソーマ弐ノ皿~第8話~では創真と恵が出向いた魚河岸にて思いがけず「四恵水産」と書かれし看板が登場している。

原作には無い製作者側の遊び心が垣間見られるシ-ンであるが、その意味するところや如何に・・・!?

関連イラスト

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