シガレットキス

しがれっときす

火のついたタバコを火種として、新しいタバコに火をつけること。

シガレットキスとは、くわえた煙草の先端を触れ合わせる行為である。

概要

煙草に火をつけたいが、ライターやマッチを持っていない時、すでに吸っている人の煙草から火を貰うという方法がある。

お互い煙草を咥えた状態のまま、タバコの先端同士を接触させ、吸い込むことで火の勢いを強めて燃え移らせるというものである。

「顔を近づけて」「口（に咥えたもの）を触れ合わせる」という構図がキスを思わせるため、軽いラブシーンとして使用されることがある。

煙草という大人っぽくハードボイルドなイメージの小道具、あくまで火を貰うだけという名目から、はっきりしたラブシーンではないながらも、親愛の情が見て取れる絶妙な距離感を演出できる。

『ブラックラグーン』のロックとレヴィが喧嘩の末に行うシーンが有名。