概要
ホグワーツ魔法魔術学校に入学した生徒たちの組み分けを任された、意思が存在する喋る帽子。
元々はゴドリック・グリフィンドールの持ち物であった。ホグワーツ創設者達が、自分たちがこの世を去った後の組み分け問題を解決する為、4人の個性と知能を吹き込まれている。
学校に大きな危機が訪れると生徒達の結束を呼びかける。普段は校長室で厳重に保管されている。また中にはグリフィンドールの銀の剣が仕込まれていて、ゴドリックが認めた『真のグリフィンドール生』のみが取り出せるようになっている。
作中にも誤解している人物は多いが、組み分けにおいて重要なのは当人にいかなる素質が備わっているかではなく、「当人が何を重んじているか」である。
寛容さを重視する人間が寛容とは限らず、勇気を貴ぶ人間が勇敢であるとは限らない。作中においても、その寮の理想にはそぐわない生徒が所属しているケースが多々あり、寮内でいざこざが発生することも少なくない。