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花の万博の編集履歴

2017-01-31 15:12:56 バージョン

花の万博

はなのばんぱく

花の万博は、1990年に大阪で開催された万国博覧会。

概要

バブル期1990年に開催された万博。バブル期の開催だけあって、さらにテーマが花だっただけにとにかく華やかである。マジカルクロスのような本格的な遊園地まで作られてしまうほどに資金が投入され、報道では無駄遣いだ事故だが取りざたされることが多かった(のっけから事故があったのは事実である)が開幕三カ月目で来場者数が1000万人を突破するなど盛況で、最終的に総来場者数は2312万6934名(大阪万博に次いで2位、過去3回の万博中ではトップ)と、特別博覧会史上最高を記録した。寄付金の額も国際博覧会史上最高を記録している。

バブル期でも最も成功したイベントの一つである。


経緯

もともと大阪市の市制100周年記念イベントの予定で、1984年から企画されていたが、国の政策と合致し鉄冷え解消のため民間活力の導入を前提とした国内博覧会にスケールアップされる。

さらにその後万国博覧会にスケールアップされる。なんという出世魚


逸話

  • 会場の建設は急ピッチで進められたが、山のエリアに建設された国際庭園の一つパキスタン庭園は資材を輸送する船が故障し完成が開幕に間に合わなかった。だがこれがかえって同庭園を有名にし、建設の風景が展示代わりとなったばかりか、建設作業に励むパキスタンの職人たちには観客の声援が、時には差し入れも贈られた。5月7日の庭園の完成はちょっとしたイベントとなり、職人たちと観客が抱き合って泣く光景も見られたという。

  • 南太平洋諸国庭園で販売されていたヤシの実ジュース(定価800円)は同庭園のみならず万博の名物となった。実際に飲用した人によると当たり外れがあったという。ヤシの実に穴を開けてストローを刺して飲むというワイルドさが話題となったが、飲んだ後の殻の処理には暑さ対策の3億円を越える5億円という巨費が投じられたという。

  • 7月23日には秋篠宮両殿下が来場し、紀子様ブームが起こるきっかけの一つとなった。

  • 前回のつくば万博と同様、会場内に郵便局が設けられ、これだけを目当てに来場、入場する人もいた。


関連タグ

万博

1990年

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