CV:井上麻里奈
概要
年齢 | 18才 |
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身長 | 160cm |
体重 | 50㎏ |
血液型 | AB型 |
誕生日 | 9月6日 |
バステ監獄に就任していた見習い聖騎士。
「俺」と称しているが実は男装している少女。プライドが高く自信家な反面、強い虚栄心をもつ。
口調は男のように荒いが性根は素直で常識的。上流階級出身で私服はフリル系が多く、料理が上手いなど女性らしい一面も持つ。
脱獄中のバンと遭遇したときに剣技を「散髪の才能がある♪」と評された挙げ句、鎧と衣服まで剥ぎ取られ部下達に下着姿を晒し辱めを受ける。(敵とはいえ5巻の1話の回想を見ればどう見たってバンが加害者である)
聖騎士の兄・グスタフをもち、兄との間には深い確執がある。しかし本心では彼を慕っており、ジェリコが強さを求めるのも、兄に誉めてもらいたい一心であった。
第一章では敵キャラの一人であったが新章から準レギュラー化した。
原作のカラーイラストでは茶髪(銀髪なときも)。アニメでは薄い紫。
小柄な体型でありながら巨乳の持ち主で、アニメやスピンオフ作品七つの大罪学園でネタにされている。フリルは健在。
作者の都合なのか髪を結んだり結ばなかったりと髪型が安定しない。
王都奪還編
バンへの復讐に燃え、ヘンドリクセンの話に乗り魔神の血を飲み「新世代」として覚醒。
以降はギーラと行動を共にしている。
男装していたのは「弱い自分を強く見せたかった」からで、強力な魔力を手に入れたことで男装する必要がなくなり容姿も女性的に変化し髪型も甲冑も新装した。
再会時にバン(魔力の反動により弱っていた)を圧倒的な力で倒し勝利するが助太刀にきたキングに歯が立たず敗北。更に覚醒したメリオダスによって重傷を負いヘルブラムによって救出され撤退した。
バンに執心している為、王族や上司にも忠誠心は持ち合わせておらず、ヘンドリクセン派の野望にも興味は薄い。その為か上司の行動に懐疑的になることもあり、独自に調査したことでギーラの父の遺品を見つけ、彼女が離反するきっかけを作った。
<七つの大罪>の奇襲で昇進を目論むも、ギーラの裏切りにより敗北。
新世代になった事を後悔するギーラを否定したが、ヘンドリクセンによる呪文で魔神化し暴走。
バンに殺すよう懇願するも、彼の手によりお姫様抱っこされる形で呪縛から放たれ、同時に魔力を失った。この救出劇を経てバンに好意を抱くようになる。
新章
妖精王の森へ向かうバンを密かに追いかけ、強引についていく。
バンとエレインの関係は複雑だが生きている自分に分があると前向きに考え、彼から少しでも興味を抱かれようと意気込む。当然、恋人のいるバンに一蹴されるも弟子という立場で旅に同行。
(ちなみにジェリコが旅立ったのはなりゆきであり、兄グスタフからして見たら事実上の家出である)
盗賊都市で再会したバンの義父、ジバゴを看取りメラスキュラの魔力で蘇ったエレインの襲撃を受ける。
バンからは妹兼財布として扱われている。
しかし初めて一緒にいても嫌な気がしねぇ人間として大切に想われており、二人の賑やかな旅は死者の都から全てを見ていたエレインの羨望と嫉妬を募らせてしまう。
バンに真っ直ぐな好意を抱くジェリコであったが彼の心には自分が入る隙がないと十分承知しており、嫉妬に狂って愛しいバンを傷つけるエレインに激昂し身を張って叱咤した。
やがて様子を見に現れたガランとメラスキュラと対峙し、敗れたバンとエレインを抱え逃亡。
ジェリコの行動は人間不信であったエレインの心を解きほぐし、避難先の酒場の店主エスカノールの保護を受け十戒の脅威から逃れることができた。
魔力(能力)
「氷牙(アイスファング)」
空気中の水分を氷結させる。兄の死後に覚醒した魔力。
“殺しの氷山”・・・巨大な氷を召喚する。
“吹雪乱舞”・・・氷結の突風を浴びせる。
「?」
新世代時代に覚醒したジェリコの本来の魔力。素早い攻撃と斬撃の他にバンの再生能力を封じる力も持ち、キングは幻覚、時間停止などを考察していたが正確な名称は不明。王都奪還編でバンに核を破壊されたことで魔力を消失する。
“神速之十閃”・・・一太刀で十の斬撃を放つ。
“神速之断骨”・・・渾身の一撃で相手を切り込むが作中では不発。
劇中では明言されていないが一人の人間が二種類の魔力を覚醒させた珍しい人物。
バンとの因縁
バンに辱めを受けてから、彼に執着している。
ただし、ジェリコがバンに怒りを覚えるのは至極当然(男に服を脱がされる)であり、バイゼルでは真っすぐに攻撃し復讐を果たした。
バンの血を口紅代わりに塗り、恍惚に笑うなど彼に対して屈折した感情を抱いている節がある。
劇中、彼女の「辱め」「お前が俺を女にした」「責任はとってもらうぞ」の発言は読者に衝撃を与えたが、断じて男女の関係ではない。
バンはジェリコの存在を覚えてはいたが散髪屋の坊主と記憶しており、名前も毎回惜しいレベルで間違えているのでその度に訂正していた(ただ単にバンがからかっているだけ)。
バンとの出会いで聖騎士となったジェリコであるが、最後は彼の手により命と引き換えに魔神族から解き放たれる事となった。
恩人(元は原因)であるバンとの因縁は終わったものの、彼を異性として意識し復讐対象から好きな人になりギーラと共に恋する乙女と化した。
好意を抱くようになってからバンと目を合わせるだけで見惚れてしまい、国を出た彼を密かに追いかけたり離れたくないばかりに弟子という形で傍に居ようとしたり。
この行動は新世代であった頃のようにジェリコの一途な性格が表れている。
小説版によると、実は幼少の頃にバンによってぬいぐるみを奪われた被害者の一人だと判明。
しかもジェリコが聖騎士を目指し女を捨てるきっかけとなっている。
電子書籍の番外編では幼いジェリコがバンにプロポーズをしてており、何だかんだいって縁はあった。
スピンオフ作品七つの大罪学園でもバンに服を脱がされており、密かに好意を寄せている。バンと同じく園芸部に所属。