CV:小岩井ことり
概要
年齢 | 約1000歳(外見年齢は10代前半) |
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身長 | 150cm |
体重 | 38㎏ |
血液型 | A型 |
スリーサイズ | 73・50・70 |
誕生日 | 3月14日 |
出身地 | 妖精界 |
妖精族の少女にして、キングの実妹。
即ち妖精族の姫であり、「泉を守る聖女」とも呼ばれる。
キングと同様に羽根は生えていないが、妖精族として宙を飛ぶことが出来る。
また、キングが巨漢の男に姿を変えられるようにエレインも変身できるようだが、見栄を張らないので変身する必要はないらしい。
兄とは違い、膨大な魔力はないものの妖精族の中では実力はある模様。
第一部では既に故人。遺体は妖精王の森に納められている。
儚げで可憐な容姿を持ち、白いドレスに身を包む。
第二部では、植物の花弁で作った紅色のドレスを纏ったり、エスカノールが支給した店の制服を着たりしている。
余談だがバン曰く「フワフワスベスベの抱き心地で最高」らしい。
スピンオフ作品『七つの大罪学園』でもキングの妹として登場。
裁縫が得意な兄とは反対に不器用という新事実が発覚した。
魔力
「神風(ミラクルウィンド)」
風属性の魔力。相手を状態異常にさせるなどの効果もある。
・「そよ風の逆鱗(そよかぜのげきりん)」
手を払った先に突風を巻き起こして、相手を遥か彼方へ飛ばす技。
・「金風の逆鱗(まんぷうのげきりん)」
強力な風を発生させる技。
大多数の相手を吹き飛ばすほどの威力がある。
・「追撃のつむじ風(ついげきのつむじかぜ)」
名前の通り、追撃するつむじ風を飛ばし、敵を襲う技
・「嵐瀑布(テンペスト・フォールス)」
覚醒したエレインの必殺技で、巨大な竜巻を複数出現させる技。
作中での動向
エレインについて語る事は即ち、バンの過去について語る事になる。
700年前に人間に囚われたヘルブラムらを救出しに行った兄の代行として、エレインは「生命の泉」を守り続けていた。
長い時を過ごす中、孤独に耐え、「生命の泉」を得ようと侵入してくる悪意ある人間達と接していった所為で、暗く冷めた感情を抱くようになった。
本編から20年前、「生命の泉」を狙って森へ侵入したバンと出会う。
初めは追い返していたエレインだが、不死を求めてやってきた今までの賊とバンは違うことに気づき、心を通わせるようになる。
やがて2人は相思相愛の仲となるが、突如現れた赤色の魔神の襲撃により、エレインは負傷が原因で命を落としてしまう(⇒ 詳しくはこちらを参照)。
第一部では、魂は死者の都に留まっており、そこでバンと再会する。バンと復讐に取りつかれたキングの確執を取り除き、2人を和解させるに至った。兄のキングを信頼しており、「バンを守って欲しい」と思っている。
第二部では、死者の都に行こうとしていたヘルブラムにしばらくは兄のもとにいるように頼んでいる。その後、十戒のメラスキュラの『怨反魂の法』によって復活した。しかし、それは死者の未練を増幅させてこの世に蘇らせる術であり、バンと行動を共にしていたジェリコへの嫉妬と羨望、バンへの執着が強まった事で暴走してしまう。
ジェリコの叱咤により、正気を取り戻した直後、術の影響で衰弱してしまう。
さらに、十戒のガランとメラスキュラに襲撃され、3人で逃亡する事となった。その最中、洞窟でひっそりと酒場を経営していたエスカノールと遭遇する。
エスカノールの活躍により、十戒の脅威を退けられた後、エレインはバンへの未練のおかげで幾分か調子を取り戻せた。そして、駆けつけたキングと再会する。
その後、エリザベスの魔力で反魂術の効果を無理やり維持していたが、メリオダスの意識を煉獄から連れ戻してきたバンが会得した「贈与」で「生命の泉」の力を移される形で反魂を上書きし、蘇生を果たすことに成功した。
「七つの大罪」解散後はベンウィックに移り住みバンと結婚、息子のランスロットを授かる。