概要
武力が低く魔力が高いのが特徴の種族。
固有魔力とは別に植物の操作や浮遊、読心などの力を持つ。妖精王と呼ばれる妖精族がいるが、魔神王や最高神などのような絶対的な支配者というよりは妖精界、妖精王の森、妖精族等の守護者のような存在。
妖精王はそれぞれ神樹によって造られた神樹特有の力を持つ霊槍を所持している。その強度は鋼をも上回り再生能力を持つ。
また、基本的に妖精族には妖精王を除いて上下関係は存在しない。
関連人物
初代妖精王
紅色の長髪で揚羽蝶のような羽を持つ。
3000年前の聖戦において魔神王によって殺されたと伝えられている。
霊槍バスキアスを持つ。
二代目妖精王
マッチョらしいが、初代や三代目と違い本編未登場のため詳細不明。
劇場版第2弾「光に呪われし者たち」にて登場。
霊槍ダレンハートを持つ。
三代目妖精王
今は七つの大罪〈怠惰の罪(グリズリー・シン)〉のキングと名乗っている。
霊槍シャスティフォルを持つ。
初代の頃から妖精王補佐を務めている。
恐らく妖精族最年長。
ハーレクインの実妹。
「妖精姫」、「泉を守る聖女」とも呼ばれている。
妖精界に存在する大樹で代々妖精王によって守護されている。魔神族や女神族でいうところの魔神王や最高神にあたる。
しばしば妖精王の森の中心にある大樹と混同されるが全くの別物。
ハーレクインの親友。
メリク、シスカ
作中で名前が判明している妖精たち。
妖精王の森
北に広がるブリタニア最大の森。
人が立ち入ることを拒むように茂る木々を抜けた中心に薄紅に染まる樹冠を広げた大樹がそびえ立っている。
妖精王の森の木々は自然界の炎では決して燃やすことはできず、燃やせるのは魔神族の煉獄の炎だけ。
また、妖精界と外界(ブリタニア大陸)を繋ぐ境界でもある。
生命の泉(いのちのいずみ)
妖精王の森の大樹の頂上にある泉。中心にある杯から溢れる水を一口舐める事で10年の寿命、一口飲む事で100年の寿命、全て飲み干すと不老不死を得る。
バンはこの泉を全て飲み干し不老不死を得た。
また、この泉を飲んだものの血でも同様の効果がある。この生命の泉によって妖精王の森は保たれており、これがなくなった場合、妖精王の森の木々は枯れ果ててしまう。
余談
妖精族は植物から実ることで生まれるとされる。