AC版北斗の拳においての死の象徴。テーレッテレーではない。
これが流れると大抵の場合相手は死ぬ。
概要
元はアニメ版の主題歌「愛を取り戻せ」のインストアレンジであり主に次回予告などで使われていたBGM「戦闘」。
そのイントロ部分を文字化したもので、「愛を取り戻せ」では「YouはShock」の部分のメロディーである。
なお、擬音語であることを強調するためか半角カタカナで表記するのがお約束となっている。
クライマックスシーンでもよく使われるため、この曲が流れると相手はほぼ間違いなく死ぬ。
アーケード版北斗の拳において
AC版北斗の拳には「死兆星システム」というものががある。
7つの星(北斗七星)を模したゲージは互いに満タンの状況からスタートし特定の攻撃を当てるなどをして減らすことが出来る。
そしてこれが0になるとゲージの脇にある死兆星のランプが点灯する。
死兆星点灯時には相手が「一撃必殺奥義」を放つ事が可能になり当たれば体力がいかに残っていようが文字通り一撃で倒されてしまう。
その一撃必殺奥義が命中した際に流れるBGMがテーレッテーとなっている。
外せばゲージ全消費などのリスクはあるものの、ハート様を除く全てのキャラがコンボに組み込む事が可能なためリスクとして作用していない。
そのため決勝打として使い勝手がよく、対戦では頻繁に耳にする機会がある。
またこのBGMは最終ラウンド且つ両者体力ゲージが一定以下の状況において究極奥義(いわゆる超必殺技)を放っても流れる。
命中すればほぼ確実に勝負は決するので戦いのクライマックスの象徴としての演出といった所か。
ちなみにこちらのテーレッテーは技がガードされようが関係無く流れるため、そこで決着がつかなくてもBGMは流れ続け戦いは続行される。
このゲームのテーレッテーは大半が一撃必殺奥義命中時に流れるためこの状況自体が割と貴重であり
お互い瀕死の決着直前という事もあってアツくなれる事請け合いの演出である。
参考動画
一撃必殺技の中でも、特にトキの「北斗有情破顔拳」及びユダの「血粧嘴」は
各キャラに搭載された一撃必殺奥義の中でも図抜けた性能を誇る。
特にトキに至っては他の性能もぶっ飛んでいたため、稼動中期までは対戦でトキが容赦無くこの技を放ち
ゲームセンターは一躍テーレッテーの炎に包まれていた。(撤去的な意味で)
実はユダの一撃は総合的に見るとトキ以上の性能を誇るのだが、
ユダ自体はゲージ管理を前提とするテクニカルキャラなため、そこまで猛威を振るわなかったようだ。
対人戦よりむしろCPUユダのいわゆる超反応という意味で驚異的であり、小技すら見てから決められることも多々ある。
その影響
北斗有情破顔拳のインパクトは絶大であり顔文字やAAまで作られ、
これが様々な所で一人歩きした結果、ゲームをやったことの無い人でも知っているという程の知名度を誇っている。
MUGENでも上記の技のパロディを実装したキャラが多い。
また、BLAZBLUEのX-BOX360版では、本作における一撃必殺技「アストラルヒート」で相手をKOすることで
「テーレッテー♪」という実績が解除される。
これは北斗の拳とBLAZBLUEの製作会社が同じアークシステムワークスだからこそのネタと言えよう。
なお、最新作のCONTINUUM SHIFTでは同様の条件を満たすと解除される実績は「蒼に染まるまで~♪」になっており、
こっちは同作の主題歌のフレーズからとなっている。北斗やBASARAの影響なのか、決めると歌が流れる。
更に東方非想天則では、最終ラウンドで霊夢が夢想天生を使用して相手をKOすると、テーレッテーが流れる。
正確には東方妖恋談という曲のアレンジなのだが、明らかにテーレッテーを意識したアレンジとなっている。
このスペルカードの元ネタも北斗神拳の奥義「無想転生」であり、二つの意味でパロディ(ダブルパロ)である。
参考動画
[nicovideo:sm7950910]
イラスト
やはり、その影響からか破顔拳関係の絵にタグが多い。