概要
漫画『魔法少女・オブ・ジ・エンド』における、と芥倫太郎と穴井美羽のカップリング。
2人の馴れ初め
コミックス5巻終盤において、病院内におけるパラサイト・M(マジカル)と芥の死闘において、パラサイト・Mを完膚なきまで倒した芥を「かみさま」と呼ぶ美羽(当時8歳)だったが、その直後に背後からクロノス・Mに襲われ、20年前(本来は10年前に飛ばされるはずだが、リビングデット・Mの魔法によってパワーアップしたため、10年上乗せになった)に飛ばされ、つくねの死による世界崩壊で戻るべき世界を失った美羽は、魔法少女襲撃のトラウマを抱えながら過去の世界を1人彷徨い、その世界で成人(28歳)となる。
そして美羽自身はパラサイト・Mを完膚なきまでに倒した芥の姿が忘れられず、「かみたま(神様)」と芥を心酔、恋心を寄せるようになっていた。しかし、彼の影響で少し性格が歪んでしまい、芥にも変態呼ばわりされる痴女と化してしまう。
魔法少女が出現しない世界にて
その後の『魔法少女が出現しない世界』において、パラサイト・Mことハナちゃんと共にパペットマスターから襲撃を受ける貴衣たちを救う最中、芥に執着を見せ、熱烈なアプローチをするものの「BBAに興味ねぇから」と拒絶されてしまう。
その後もめげずにアプローチを繰り返す美羽だが、芥から煙たがれてしまう。
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※以下、ネタバレになります! ご注意ください。
以下、現時点で単行本に含まない内容がございます。
…美羽は芥を守るために、魔法少女について研究する未来の科学者・殿ヶ谷悠二に魔法少女と融合して「半人魔法少女(マジカルハーフ)」となる、混FUSION(コンフュージョン)を発案し、自らその苦痛を伴う過酷な人体実験の被験者となり、度重なる実験を耐え抜いてきたが、その実験と混FUSIONの影響で短命となっていた。
最終章では姫路弥によって深手を負わされた芥はハナちゃんの粒子を大幅に取り込んで回復すると同時に強靭的な身体能力を得るものの、魔法少女の粒子を多く取り込んだために芥自身も短命となってしまうのだった。
芥や美羽は満身創痍の姫路を抱え20年後の未来に撤退したパペットマスターを追って仲間と共に未来へ向かい、ヴァレリーベ地下でパペットマスターや完治直前の姫路を見事に倒したものの、姫路の力によって悪魔の力を制御していた白金忍が暴走してしまう。その暴走でヴァレリーベ本社ビルが崩壊していき、芥を庇った美羽は下半身の殆どを失ってしまう。
芥はハナちゃんに助けを求めるものの、美羽は上記の度重なる過酷な実験と混FUSIONによって最早限界がきていたため、助かる見込みはなかった。
しかし美羽は、芥に自身の想いを告げ、涙を流しながら笑顔で絶命する…。
自身のために尽くして命を落とした美羽に涙を見せた芥は美羽とキスを交わし、彼女が使っていた日本刀型ステッキを手に、ハナちゃんとの混FUSIONで忍の暴走を止めに立ち向かっていく…。