ヒンドゥー教、インド神話のヴェーダ
現存する伝承のうち、最も古いものの一つでもある。主に
『リグ・ヴェーダ』『サーマ・ヴェーダ』『ヤジュル・ヴェーダ』
『アタルヴァ・ヴェーダ』の四つを指す。インド神話の重要な典拠。
本集(サンヒター)
リグ・ヴェーダ
最も古いヴェーダ。神々に利益を要請する讃歌のほか、インド・イラン共通時代の古い神話を伝えている。
有力な主神だった頃のインドラの活躍を読むことができる。
サーマ・ヴェーダ
リグ・ヴェーダなどの古聖典に材をとった詠歌集。オリジナルのものは少ないが、
バガヴァッド・ギーターにおいて、ヴェーダの代表として挙げられる等、
その重要さが伺われる。
ヤジュル・ヴェーダ
祭儀において、儀式の所作と共に唱えられる祭詞を収めたヴェーダ集。
白ヤジュル・ヴェーダと黒ヤジュル・ヴェーダの二つがある。
アタルヴァ・ヴェーダ
呪術的要素が特に色濃いヴェーダで成立が最も遅い。仏教が興った頃のインドでは
既にアタルヴァ・ヴェーダは成立していたものの、これを除く
「三ヴェーダ」が尊ばれており、後代になって「四ヴェーダ」として尊重されるようになった。
機動戦士ガンダム00のヴェーダ
私設武装組織ソレスタルビーイングに与えられるミッションを導き出す量子コンピュータ。
GNドライヴなど、CBに課せられた計画にまつわる様々な機密データを有し、
それらは7段階にレベル分けされ、閲覧者の立場によってデータの公開が制限されている。
公式企画としてTwitterアカウントも作られている。