概要
近年になってその存在が知られた北朝鮮の最新型コルベットである。2014年5月15日に米国のシンクタンク「米韓研究所」が発表したところによると、2013年12月から翌年1月にかけて、南浦と羅先で新たなコルベットの建造が商業衛星からの撮影で判明したという。発表によれば、過去25年間の中で最大の北朝鮮艦艇とのこと。
ステルスを考慮してか船体には傾斜が取り入れられており、外見は中国海軍の054型フリゲートに近いがそれよりも小さい。後部にヘリ甲板が設けられており、ヘリコプターが1機運用可能だと推測される。また、羅先で建造された艦にはヘリ甲板が設けられているが、南浦の艦はヘリ甲板が無く重武装である。
諸元性能(推定)
全長×全幅:77メートル×11メートル 喫水:3.4メートル 排水量:1300~1500トン
兵装(推定)
76ミリ砲×2、RBU-1200対潜ロケット×4、30ミリCIWS×1、Mi-4PLまたはMi-14P×1、SSM連装発射機×2 兵装は南浦建造型のもの。