ポンティアナ
ぽんてぃあなっく
ポンティアナとはカリマンタン島に伝わる吸血鬼といわれているが、複数の意味があるのでこの項で説明する。
概要
本来の伝承ではマレー半島やインドネシアに伝わる妊娠中に死亡した女性の幽霊で、長い髪に青白い肌で、白い服を着ている美女だと描写されている。
赤ちゃんの泣き声とともに現れ、穏やかな声ならば近くに、激しい声であれば遠くにいるという。また、近くにいるとプルメリアの花の香りの後にひどい悪臭がするという。
あわれな犠牲者(大概は男)は鋭い爪で胃に穴を開けられ内蔵を食われてしまう。
洗濯物を一晩中外に干していると、獲物として狙われてしまうともいわれる。
活動していない日中はバナナの木の中に宿って過ごしている。
もし襲われそうになっても、うなじにある穴に爪を差し込むことで、普通の女性もしくは良き妻のようにふるまってくれるという誰得な設定を持っている。
なお出産時に死亡した女性の幽霊はラン・スィルと呼ばれ区別されているが、同一視されることもある。
現在pixivに投稿されているのは1.のペナンガラン寄りのイラストである。