概要
このタグは黒森峰女学園の隊長を務める西住まほと、アンツィオ高校の隊長を務めるアンチョビとのカップリングが表されたイラストや小説に対して使われるタグである。
ちなみに、原作の各媒体において、この両校および両者が絡むことは全くと言っていいほどない。
唯一の絡みとして、ドラマCD4『月刊戦車道CD 戦車女子特集します!』の『本家・戦車道講座 ~乗車編~』にて、「ティーガーのような重戦車に乗ってみたかった」と言うアンチョビの語りに対し、まほが「ティーガーは現在月刊戦車道編集部に貸与中なので今はない」と伝えた場面があるのみである。
この手のカップリングでは珍しく、版権絵ですらもほとんど絡みらしい絡みがなく、ファンは公式供給に飢えていたのだが……遂に『MCあくしず』Vol.45にて、待望のツーショットピンナップが公開。
焦らしに焦らされたが故か、チャイナドレス姿の二人が腕を組んでいるという、とんでもない核弾頭が投下されることになった。
野上武志氏のスピンオフコミック『リボンの武者』では、試合後の打ち上げを行う上で、まほが専門家であるアンチョビに協力を要請する場面がある。この時の「西住ィ!あのなー」と馴れ馴れしく絡むアンチョビは必見。
また、いわゆる"ウソ予告"ではあるが、弐尉マルコ氏のスピンオフコミック『もっとらぶらぶ作戦です!』1巻の巻末にて、王子様の格好をしたまほが転んだアンチョビに手を差し伸べて結婚を前提とした付き合いを始めるというネタがある。
二次創作での扱い
アンチョビは愛知県豊田市出身であり、栃木県にあるアンツィオ高校へスカウトされて戦車道の復興に取り組んだという設定が、OVAにて脚本を務めた鈴木貴昭氏によって明かされている。またこの設定は、同氏が構成を行っている『リボンの武者』4巻でも語られている(ここでは豊田市ではなく名古屋からアンツィオに行ったという表現がなされているが)。
このことから、「アンチョビは高校入学前にスカウトをされるほどの実績を上げていた」という解釈を行い、同じく中学生の頃から戦車道の有名選手として名を馳せていた西住まほと交流があるのではないか?という設定での二次創作をなされることがある。中学校時代のまほに関しては、槌居氏のスピンオフコミック『リトルアーミー』にて、戦車道大会にて優勝した挙句、戦車の本場ドイツの学校を破った最優秀選手として表彰されたことが語られている。
また、どちらも3年生ということで、高校卒業後に同じ大学に進学したという設定での二次創作がなされることもある。