森長可(もり ながよし)は日本の戦国期〜織豊期の武将。永禄元年生、天正十二年四月九日没。(1558年−1584年)
「長久手の戦い」で討死。行年二十七歳。
異名は「鬼武蔵」。
初陣で味方を尻目に単騎突撃をして27人もの敵を討ち取る、
山を越えて断崖絶壁から駆け下りて城を攻め落とす、
倍近い一揆衆を攻めて2000人以上撫で斬りにする、
他にも関所破りや誘拐騙し討ちを(別に当人が好んだわけではないが)幾度も行っているなど、
血生臭いエピソードに事欠かない人物である。
本能寺の変の後真っ先に味方に殺されそうになったり、長久手での戦死後に安堵されるなど、
敵味方ともにその異様なまでの豪勇を恐れられていた。