ユニコーンとロリコーン*
幻想上の生物にユニコーンという生き物がいる。
馬の身体の頭頂部に一本角を有する有名な幻想生物がそれである。
打って変わり現実での話だが、
本来地球上に存在する馬の頭頂部に角は存在しない。
だが待って欲しい、
ユニコーンはこの世に存在しないが、
ロリコーンはもしかしたら存在するのではないだろか。
ロリコーンとは*
本来馬は馬に欲情するものだが、
人間の少女に欲情する馬がこの世にいないと言えるだろうか。
いや、その点について断言する事は出来ない。
何故ならまだこの世は動いているからだ。
『時間』と『未来』は大らかであるが故に様々な物を産む可能性がある。
これを御読みであろう人間諸氏に於かれても、
「なんでこんな人間が世の中に存在するのか」
というため息が出る種族であろう。
私事で僭越だが世の中には馬と相手にセックスをする人間もいるという。
ならば少女に欲情する馬もいて当然ではあるまいか。
いや、当然であるべきなのだ。
ようやく本題であるが、
この『人間の少女に欲情する馬』がかの『ロリコーン』である。
頭頂部に一本角が無いとユニコーンではない?
いや違う、ユニコーンではない、ロリコーンだ。
君には見えないのか、あの頭上に冠する雄々しい『変態』と言う一本角が。
あの変態の一本角を有する現実での生き物こそロリコーン。
嗚呼ロリコーン、ロリコーン。
少女の股間を求めて今日も往く。
初出*
あぶぶ先生の『ロリコンの馬』が恐らく初出。
これまでの業深い人間の歴史で『少女好きな馬』というカテゴリーは存在しただろうが、
それを『ロリコーン』と初めて文字付けされたのは恐らくこの作品。
尚、某アズールレーンの幼女の事はこの項では触れず、
あくまで人型の生き物を除外し、『馬』限定で言及している事を御理解頂きたい。