悪鬼羅刹
あっきらせつ
魔物。人を食らうなど、人に害を与えるもの。
恐ろしい魔物のたとえ。
「悪鬼」とは、人に悪いことをする化け物。仏教で、足が速く力が強く、人をだまし、また、人を食らうという魔物。
「羅刹」も人に害をなす鬼であり、仏教では地獄の鬼として扱われる事もある。(もっとも仏教においては、夜叉と同様に鬼神の側面が強いが。)
又、「あっきらさつ」とも読む。
類義語に、異類異形(いるいいぎょう)、怨霊怪異(おんりょうかいい)、怪力乱神(かいりょくらんしん)、牛頭馬頭(ごずめず)、狐狸妖怪(こりようかい)、山精木魅(さんせいもくみ)、魑魅魍魎(ちみもうりょう)、妖怪変化(ようかいへんげ)などがある。
どの四字熟語の意味も共通していることは普通の人間とは異なった形、姿をしていること、要するに化け物ということが共通している。