戦場のヴァルキュリア3における主人公クルト・アーヴィング少尉が指揮する正規軍部隊であり、通称「ネームレス」と呼ばれている。
元は第一次ヨーロッパ大戦に組織されたガリア公国軍の特殊部隊であり、通常部隊が対応しにくい特殊な作戦などを担当していた。
後方撹乱、破壊工作、諜報、人質救出、暗殺などの高難易度の高い任務を少人数の部隊で遂行するため、設立当初は軍のベテランの精鋭が招集されて構成されていたが、困難な任務が多く隊員の死亡率があまりにも高かっために、次第に懲罰対象者が送り込まれるようになり、懲罰部隊に性質が変わっていった。現在では軍務違反者や一般の刑法犯罪者が動員されている。
隊員の大半が懲罰対象者の為に、軍規違反者は即銃殺刑とされる。罰則が厳しいだけではなく、あらゆる部隊の中で最も地位が低い。また、違法な作戦も行うので、この部隊の行動は一切軍には記録されない。
違法な作戦を行う理由で素振りを秘密とし、割り振られた隊員たちは作戦時は隊員番号で呼び合うことが規則となっている。その為に彼らは正規軍からネームレス(名無しの部隊)と呼ばれるようになったらしい。
正式名称はガリア公国陸軍422部隊。