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実在の音痴の人物は音痴を参照。

創作における音痴

聴衆に不快感を与える、あるいは、失笑を買うことを誇張して、「その人の歌を聴くと失神してしまう」・「(子供が)泣き出してしまう」などの表現が行われるほか、一部では「周囲の物を破壊し、草木が枯れるなど環境に影響を及ぼす」などの極端な表現がなされることもある。

音痴の設定は音楽を題材とした作品・キャラクターを除いて、概ねギャグとして用いられるが、音痴を克服するまでを取り上げたストーリーも存在する。

本人に自覚のある/なしは様々で、比較的歌うのは趣味である、または好きだというキャラクターが多い。

本人自身は善意の気持ちでやっているのだが、その歌い手が壊滅的な声量と声質である為に周りにとってはありがた迷惑、もとい災害となっているケースが多い。

アニメ・ゲームなどでキャストが歌うキャラクターソングイメージソングでは、担当したキャストは十分な歌唱力を持っていながら、音痴に演じて歌っている場合もある。ただし、作中での歌唱とキャラクターソングでの歌唱が離れている(作中では下手に歌っていたが、キャラソンでは普通に歌っている)こともある。

このほか、音痴というキャラ設定に合わせて歌われない(キャラソン自体が作られない場合も含む)、複数のキャラクター同士の共演において、他のキャラクターの合いの手であったり、ソロパートがなかったり、といった事がある。

なお、音痴であっても音感はあるキャラクター声質が悪くうるさいだけで音程やリズムを外すことはないキャラクターもいるので、一概にレッテル張りすることはできない。

音痴設定のキャラクター

※追加や編集の際は、記事の極端な肥大化を避けるため下記の事項をお読みください。

  • 声が当てられていない場合は、公式で音痴設定があるキャラのみ記載。
  • 声が当てられている場合は、キャラ設定は音痴でも「担当した役者が歌手として十分な知名度と歌唱力がある場合」か「キャラクターソングでは普通に/上手に歌っている場合」は情報として追記してください。
  • 具体的には、全てのキャラクターに逐一(ただし中の人は普通に歌える)などと追記しないようお願いします(アニメ界五大度音痴も参照)。

漫画・アニメ

剛田武/ジャイアン
  • フィクションにおける音痴の代名詞的存在。
  • 代表曲は大山のぶ代版アニメでは「おれはジャイアンさまだ!」(レコード、CD化はもちろん、『pop'n music 11』にも収録されている)、水田わさび版アニメでは「ジャイアンにボエボエ」(※どちらも音程は外れていない)。しかしこのイメージを逆手にとって、美声を披露するネタがいくつか存在する。音質が良くなったことをPRするUGAのCMでは上手に歌っており、2006年版「キャンディーなめて歌手になろう」では「声のキャンディー」によりスキマスイッチの大橋卓也の声、2012年版「キャンディーなめて歌手になろう」では「声紋キャンディー製造機」により由紀さおりの声で歌ったことがある。また、2019年9月6日放送回にて、現在の中の人の特技であるラップを速水奨演じるミスターマキャロンと共に披露した。
  • 上記のように、音程、およびリズムを外す描写はないため、「声量と音量を調整できれば」という評価が妥当であり、音痴と言っても音を外している下記のキャラクターとは事情は大きく異なっている。
野比のび太
  • 実は原作「ちく電スーツ」の作中でスネ夫から「ジャイアン以上の音痴」と言われており、原作「ぼく、マリちゃんだよ」では「入れかえロープ」でアイドル歌手と入れ替わったが、歌唱力は酷いままだった。
ドラえもん
  • 原作「食べて歌ってバイオ花見」にて、のび太から「音痴だな」と言われている。ジャイアンに比べると歌だけでトラブルが起こるほどの壊滅的なものではない。しかし、原作「ドラえもんの歌」では体内にマツムシが侵入したことで故障してしまい、彼の歌声のせいで窓ガラスが割れたり等、ジャイアンと同じか、あるいはそれ以上の近所迷惑に発展したことがある。

※因みに上記3名とも、スネ夫しずかちゃんと一緒に歌う曲では歌唱力に問題はない。

相田マナ
  • ドキドキ!プリキュアの主人公。
  • 第8話で泣き出したアイちゃんを寝付かせようと子守唄を歌ったのだが、歌う直前から六花ありすが耳を塞いでしまうほどの歌唱力であった。その歌声は六花曰く寝た子も起きちゃう子守唄。しかしキャラソンは普通に歌っている。余談だが映画前売券の特典の漫画では前々作ピアニスト真琴の特訓を受けカラオケで81点を獲得するまでに成長した。だが、本編終了から2年後のオールスターズで主演作のOPを歌った際は元の歌唱力に戻っており、周囲の面々は一斉に耳を塞ぎ、に至っては「これって音楽なの?!」という発言をしていた。
野乃はな
  • HUGっと!プリキュアの主人公。
  • 第18話で音楽のテストに備えて歌の特訓を行ったものの、上述のマナほどではないが、相当問題がある歌唱力を披露した。
山田木はなこ
  • 両親が世界中を飛び回る音楽家であり、自身も絶対音感を持っているがとんでもない音痴(公式サイトのキャラ紹介で「絶望的」と言い切られるほど)。本人は歌うことが好きで、真面目に歌っているが初めて歌声を聞いた者は皆驚愕し固まってしまう。一方ダンスは得意で記憶力も抜群であり、1度見ただけで振り付けを完コピし本人と一緒に再現する、11人全員の振り付けを覚えてその内の1人に改善点をアドバイスする等の描写がある。
千歳ハル
  • 企画初期の段階では特に描写はなかったが、テレビアニメ版の前日譚にあたる劇場版では「ヘッドホンをしているときやデュエットになると上手いが、外して一人で歌っているときは下手」という設定がある。絵里と彼女の友人と行ったカラオケで歌(中の人のシングル曲)を披露した際には、絵里と友人は悶絶してダウンし、歌い終わった直後絵里に「お前はジャイアンか!!」と激怒されたほど。しかし、これに対して「絵里、冗談きついよ。ハルさんの歌声は宇宙戦争だって終わらせることもあるんだよ。」と言い放つなど無自覚であった。
紫原敦
  • コミックス30巻のQ&Aにて発覚したのみで今の所描写は無し。なお、作者曰く「キャラソンは別」。
根武谷永吉
  • 上述の紫原同様描写は無し。作者曰く「作中キャラ一音痴」。
大原大次郎
  • 文武両道で人間性も完璧とも言える部長の唯一の欠点。特に彼が披露する詩吟は最悪そのもので左近時曰く、部長の詩吟はある意味で有名らしく、実際に30人以上が失神したという。その噂は正しく本物で、両津の居住地でもあるニコニコ寮で独演会を披露したところ、中川や本田らは体調不良を訴えそのまま気絶。更にその威力故に寮から大量のゴキブリやネズミなどの害虫・害獣まで逃げ出し、その声量は近隣中に響き渡り警報サイレンまで鳴る始末。終いには壁や屋根やガラスを破壊し遂にはニコニコ寮全体を壊滅させるまでのパワーを放った。因みに当の部長本人は歌い終わるまで全く気が付かなかったという。
クリリン
ピッコロ
  • 映画『神と神』にてその歌声を披露したが、悟飯以外は悶えたり気絶したりしてしまった。
ベジータ
ウイス
  • 無自覚の音痴であり、「1曲歌いましょうか?」と言われたビルスが「や、やめろぉ!!」と取り乱すレベルである。
臼田桜
  • その歌声は野生の猿が威嚇の際に出すような濁声で、周囲に暴風と衝撃波が発生し、聞いた人物を悶絶または失神させる。ちなみに、見かねた双葉の指示に従いバケツを被って歌った際には反射した自分の歌声で吐き気を催していた。更に、OVA第2話で通りすがりの片思いの相手を空き地で呼び止めて歌った際は、彼を長期入院させてしまった。さらにアイドルオーディションを受け、当然ながら不合格になった際は、笑顔で「嫌だわ出来レースって。」と言いながら不合格通知を破り捨てるという強心臓ぶりを発揮した。
葉山光
  • 上記の桜のような破壊的な音痴ではなく、音程の外れ具合が絶妙なタイプの音痴で、廊下で自作曲三瀬川をマイク片手に披露した際は、感受性豊かな葉子を失神させ、走馬灯を見せて本当に三瀬川(三途の川)を渡らせてしまいそうになった。ちなみに、この際被害を受けたのは葉子だけで、他の主要キャラおよびモブキャラ達は平然としていた。
竈門炭治郎
  • キッズJC2017年号掲載(単行本10巻収録)のおまけ漫画にて発覚。伊之助に「こいのぼりのうた」がどんな歌であるか教えたのだが、何故か歯ぎしりしながら歌っており、善逸は「炭治郎お前もか」と耳を塞ぎながら絶望していた。なおこいのぼりの歌は現実の大正時代にはまだ存在しなかった。(1931年発表)
嘴平伊之助
  • 上記の炭治郎と同じくおまけ漫画にて発覚。善逸に「独特な語尾上がりのクセがある」と評された。しかも「こいのぼり」を歌うはずが、何故か「うれしいひなまつり」を歌っていた。こちらも現実の大正時代には存在しなかった。(1936年発表)
  • Q太郎オバケのQ太郎
    • 聞いた人は気絶なんて当たり前。
  • 江戸川コナン名探偵コナン
    • 絶対音感ではあるが、知識は乏しく、表現するのは苦手。原作15巻収録の事件にて中の人が本人役で登場しコナンと競演(アニメでは一人二役)。さらに「声が似ている」ことをネタに、コナンによる音程が外れたバージョンの挿入歌も披露されたが、劇中でコンサートで隠れて歌った際には大ブーイングを買ってしまった。後にTWO-MIXとして主題歌を歌うことになり、その主題歌もコナンによる音程が外れたバージョンが収録されたCDまで発売されている。またKAGOMEのコラボCMでもテーマソングを音程を外して歌っている。また、楽器の演奏もバイオリン以外は苦手。
  • 水原暦あずまんが大王
    • その歌唱力はジャイアン並みと評されている。
  • うるおいちゃんぷるるんっ!しずくちゃん
    • 歌っただけでガラスが割れたり、聴いた者全員が気絶してしまうほど音痴である。
  • ニンフそらのおとしもの
    • 超々超音波振動子「パラダイス=ソング」という(エンジェロイドとしてはやや威力不足の)兵装を装備しているが、ギャグエピソードではこれが「ホゲー」という歌声で人間・エンジェロイドを問わず精神を徹底的に破壊する戦略兵器に豹変する。なお、本編の外でキャラソングなどを歌う際の声は特に音痴ではない。
  • まめっちたまごっち!
    • 劇中まめっちが歌を歌おうとすると、音痴であることを理由にほぼ必ずめめっちバナナを口に押し込まれてしまう。
  • 燈馬想Q.E.D.証明終了
    • 聴いた人間を例外なく石化させる歌唱力の持ち主。
  • 神谷勇人カミワザ・ワンダ
    • 自覚なし。アニメ第6話の終盤でワンダに危険と言われるレベルの歌唱力を披露した。(ちなみにその回の予告で既に音痴の伏線は張られていた)
  • 木村カエレさよなら絶望先生
    • 自覚なし。アニメでは中の人の熱演によって色んな意味で大変なことになっており、マ太郎が耳を塞ぐほど。だがキャラソンやOP・EDは普通に歌っている。
  • ヂェーンジャングルの王者ターちゃん
    • 途轍もない音痴であり、聖歌を歌ってアフリカゾウを気絶させてしまったことがある。
  • 早乙女乱馬らんま1/2
  • 豊実琴(プリンセス・プリンセス)
    • 手の施しようが無い程の音痴であり、イベントでの歌唱は口パク。
  • 松本笑華HIGHSCORE
    • 彼氏曰く「ボエエ~」という風にしか聞こえないが、聞いているうちにだんだん癖になってくるらしい。
  • 水瀬渚カノジョも彼女
    • アニメ第1話で直也と共にカラオケに行き咲とデュエットすることになった際、出だしから盛大に音を外して二人を驚愕させた。
  • 琴浦春香琴浦さん
    • 3話と最終回で歌声を披露した際のESP研究会メンバーのリアクションが全てを物語っている。 一例→真鍋義久:老化(3話、最終回) 御舟百合子:目が線になって引きつる(3話)ヘッドホンに大音量の音楽で現実逃避(最終回) 室戸大智:メガネに亀裂が入る(3話)メガネが完全粉砕(最終回) 森谷ヒヨリ:引きつりながら「え?!何コレ?!冗談?!」とパニクる。(最終回)
  • 高梨・キム・アヌーク・めい夜のクラゲは泳げない
    • 幼少期より両親からピアノの英才教育を受けて数々のコンクールで表彰され、現在音大付属高校に通うエリートピアニストだが歌唱力は絶望的で、ある日歌唱テストの授業で教師から途中で打ち切られクラス中から笑いものになって以降は人前で歌わないようにしている。だが、自身も所属するJELEEが解散の危機に陥った際にキウイと二人で近況報告の生配信を行っていた時、突如感情を爆発させて配信マイクを握りしめて傷心して引きこもっている花音に向けて未発表曲を音程を外しまくって泣き叫びながら熱唱し、視聴者コメントは否定的なものが多かったが、それを聞いた花音は思いを受け止めて立ち直ることができた。
  • 野村香純あそびあそばせ
    • 原作では特別な描写はなし。OVAで文化祭のミーティング中に80年代アイドルソングを歌った際に、過剰演出こそ無いものの、絶妙な音程の外し具合を披露した。
  • 鹿島遊月刊少女野崎くん
    • 彼女の歌を聞いた人は悶絶するレベル。指導を依頼された瀬尾からは「今すぐ諦めるのと一年びっしり練習した後諦めるのどっちがいい?」と言い切られてしまった。本人も音痴であることを自覚しているので、なるべくカラオケの誘いは断っているという。後に事故で堀先輩とカラオケをする羽目になってしまうが、なぜか彼のみ「聴いていて癖になる」という評価をした。
  • キン肉スグルキン肉マン
  • 志村新八銀魂
    • 歌いだすと周囲が耳を塞ぐほどの騒音レベルであるが、本人は音痴であることを全く自覚しておらず、あらゆる著名人が集う九兵衛の生誕祭の場において人生ゲームなどをしている銀時達を散々注意しておきながら、その歌声で自ら墓穴を掘り、更に周囲から浮く羽目になった(銀時からも「4巻(アニメでは17話)見直してみろ」と言われた)。
  • 真壁政宗政宗くんのリベンジ
    • 文化祭の打ち上げのカラオケバトルで歌声を披露すると(アニメでは歌い出す瞬間と歌い終わった後の場面のみ)吉乃フロントに電話で助けを求めて気絶し、その場にいた他のメンバー全員も気絶もしくは鬱状態になり、15kcalも消費して完全に歌い切ったのに採点不能と表示された。しかし本人は無自覚な上に、消費カロリーの高さから「今度からトレーニングのメニューに加えようかな?」とカラオケに目覚めてしまった。
  • 柴木耕太まじもじるるも
    • 高校生バンド天国というテレビ番組の本選で極度の緊張による体調不良で歌えなくなったるるもの代わりにボーカルを務めたが、モブキャラが全員白黒になるほどの絶望的な歌唱力を披露し、意気込みとは裏腹にるるもの努力を無駄にしてしまった。しかも、帰宅する際俯いて口元を手で覆いながら「オレって音痴だったのか…」と心の中で呟いており、それまで無自覚だったことが判明した。
  • マックスLv1魔王とワンルーム勇者
    • 一時期生活資金稼ぎ目的でLIVE配信をやっており、歌ってみたに挑戦したことがあるが、その歌唱力は周囲に被害を出さないジャイアンリサイタルで、しかも途中からむせて歌えなくなっていた。
  • 榊桃覆面系ノイズ
    • 幼少期から母親すら認める音痴で、作曲家になるきっかけを与えるだけでなく同居までさせてくれた恩人の女性ですら、路上ライブ中に声をかけた際、「歌は酷いけど曲自体は悪くないわ。」と言う始末だった。更に、6年ぶりに幼馴染ときらきら星を歌った後も、彼女に「モモ、6年前よりも音痴になってるね。」と言われていた。
  • トンズラーリメイク版ヤッターマン
    • 中の人繋がりか作中でボエーと歌うシーンやトンデモな歌唱力でヤッターマンにダメージを与えるシーンがる。しかし最終回でドクロベエが見た彼の本当の願いでは観客がトンズラーの音痴っぷりを楽しんでいた。多分あの世界では「×下手 ×音痴 ◎トンズラー」という評価なのだろう。
  • スズッキータイムボカン24
    • 敵を攻撃するために熱唱するが、あまりの酷さに自分達が乗っているメカが爆発するほど。しかしラップは普通に歌える模様。
  • 平山ヒラメじゃりン子チエ
    • 遠足前、バスののど自慢の練習のため試聴していた竹本テツ小鉄が目を回して帰宅し翌日まで布団に入っていた。テツ曰く「ヒラメが歌い出したら池の魚が(腹を見せて)浮かんできた」
  • 綾辻遥ワールドトリガー
    • 「容姿端麗・成績優秀だが芸術方面は壊滅的という基本を押さえた正に完璧超人」by作者
  • 卯野さき魔法少女俺
    • 他の客がカラオケで練習しているさきの歌声の音漏れを聞いただけで昏倒するほど壊滅的。
  • 七海るちあマーメイドメロディーぴちぴちピッチ
    • マーメイドプリンセスは真珠がないと音痴になる設定だが、るちあの場合は真珠を手放していた期間が長かった為人間の姿でも音痴になっている(戦闘時は問題なし)。
  • 燃堂力斉木楠雄のΨ難
    • クラスのカラオケ大会で音痴を披露。海藤瞬からは「死神の歌声」という異名をつけられた。
  • ゆのひだまりスケッチ
    • ひだまり荘のメンバーでカラオケに行った際、ヒロ沙英をざわつかせる。その歌を宮子(こちらは歌が上手い)がゆのが歌ったとおりに耳コピした際に「なんか違う?」と言っていたたことから自覚はない模様。
  • 河合律僕らはみんな河合荘
    • 音痴を自覚しており歌うのを基本嫌がる。河合荘の住人や大学のゼミでカラオケに行ったときは、君が代を歌ったが音程がすべて一緒だった。
  • 十返舎なしこぽんのみち
    • とある無名なバンドの大ファン(初登場シーンが、直前に部屋のパソコンでライブ映像を見ながらサイリウムを両手に持って応援&声出しをしたため母親に蹴り出されるという熱狂的ファン)で、カラオケでそのバンドの曲を歌う際は気合を入れ過ぎるため、曰く「なまじ声量がある分、もはや音波兵器に近い」という凄まじい状況になる。なお、本人は指摘されるまで無自覚だった。ちなみに、そのバンドの曲以外はかなり上手いようで、泉曰く「なしこのしんみりとしたバラードとかはマジで神よ。」とのこと。
  • ざんげちゃんかんなぎ
    • 「下手だけどかわいい」の典型例。
  • ノエル・シルヴァブラッククローバー
    • 作者曰く「キャラの歌唱力順ではワースト」。
  • ちゅちゅりどちゃもんじゅにあ
    • 本人に自覚はなく、「緊張して上手く歌えない」と語っている(劇中でもそう説明されている)。しろ「だけ」がいる場合のみ何故か上手に歌える謎仕様。しろしかいなかった所にに他のどちゃもんが来た場合もダメで、途端に音痴に戻る。
  • 八神太一/城戸丈/アグモン/ゴマモンデジモンアドベンチャー
    • トノサマゲコモンを起こす為の歌を歌ってくれない太刀川ミミの代わりに自らが歌う事を提案した太一だったが、自信満々の割にはメタメタな腕前だった。続いて丈が引き受けるも皆黙って首を横に振る有様。アグモン&ゴマモンに至ってはハウリングが発生するレベルで声量も滅茶苦茶で全員耳を塞いですらいた。なお6話で皆で歌っていた時はちゃんと調和していたので合唱という形でなら普通に合わせられるのかもしれない。
  • 天ノ河宙デジモンゴーストゲーム
    • デジアド組と違い普通に下手な程度。本人にも自覚はあるらしくカラオケに来た時は歌う事を遠慮していた。しかしセイレーンモンの暴走を止めるために「心を込めて歌う事の大切さ」を教えようと恥を承知で歌を披露し、技術はともかくその気持ちを伝える事に成功した。
  • ワサビモナ・リザの戯言
  • 夜桜六美(夜桜さんちの大作戦)
    • ジャイアンのごとく「ボエ~」と言う歌声で暴走状態太陽を気絶させた。なお兄の凶一郎は六美の歌声を聞いてもピンピンしている。
  • 百田昌子(地獄少女 三鼎)
    • 歌手志望であるが本人は無自覚であるかどうかは不明。歌を聞いたゆずき秋恵は少し首をかしげた。さらにかつて自身をいじめていた森山ジュンにもきっぱり言われてしまう始末である。ちなみに中の人このキャラでもお馴染みであり歌唱力は高い。
  • ミンチャオえとせとら
    • 夢はハリウッドスターだが歌唱力は絶望的。EDで半ば夢を諦めかけたような態度を取っていたが、妙に前向きなEDで終わった。
  • 阿古屋真珠/ロコムジカ魔法少女にあこがれて
    • 世界征服の暁にはアイドルを夢見る少女。レオパルトネロアリスと初めて対峙した際に自作の歌を披露したのだが、それを聴いたレオパルトは「歌詞がクソダサいし、歌が絶妙にイジリにくい程度に下手」と指摘。しかもその後、「ヘタじゃないもん…」と泣きじゃくることから音痴の意識もないとみられる。
  • 槇山未華子(豚の復讐
  • 乾貞治(テニスの王子様)
    • キャラクターブックにて、越前リョーマに、「カラオケに行った時凄く下手だった」と暴露されている。ちなみに、彼のアニメ版のキャラクターソングは、大半が、台詞のような感じだったり、まともに歌っていない。(まともに歌っている曲も存在する)

小説・ライトノベル

  • 怪盗山猫怪盗探偵山猫
  • サーラマ甘城ブリリアントパーク
    • アニメ第9話でテーマパークの迎撃システムを解除する4つの試練に挑むことになった際、第一の試練であるカラオケ採点チャレンジ(4人合計300点以下なら電撃を浴びてやり直し)に挑んだが、音程をほぼ完璧に外しまくって41点という数字を叩き出し、全員電撃を浴びる羽目になった。2回目は順番を2番目に変更(1回目は最後)したが、他の3人が1回目より点数を上げていたのに対し、一人だけ38点と下がっており(2回目の歌唱シーンはカット)、普段とは真逆にモジモジして半泣きになっていた。なお、普段から音痴を自覚しており、ティラミー達にカラオケに誘われても断り続けていた。
  • 木下優子バカとテストと召喚獣
    • とは対照的に歌は苦手ならしく、本人曰く「カラオケでは専ら手を叩くだけ」「音感が致命的なまでに存在しない」と述べている。

児童書

  • ばいきんまんそれいけ!アンパンマン
    • あまり話題にならないがアニメで歌を披露した際、周囲の花を枯らせてしまったことがある。他にも自らの歌声を巨大スピーカーで周囲に聞かせ、その酷さでアンパンマン達を苦しめたことがある。ただし、持ち歌に関しては上手く歌っている
  • ゾロリかいけつゾロリ
    • あまり知られていないが原作では音痴と言う設定になっている。アニメ版では普通に歌える。

ゲーム

特撮・ドラマ

メディアミックス

  • 矢吹可奈アイドルマスターミリオンライブ!
    • アイドルになる前は合唱部に所属していた。即興で何でも歌にするのが趣味だが、いかんせん音痴で周囲から「声量を抑えろ」と言われるほどである。ゲームではVo(ボーカル)属性、ソロ曲では普通に歌っている。
  • リコッタ・エルマールDOGDAYS
    • 中の人紅白出場歌手にもかかわらず音痴設定。そのためか同国のメイン女性キャラの中で唯一キャラソンを歌っていない(歌姫でもあるミルヒのみならず、他のメイン女性キャラにもユニット曲という形でキャラソンが存在するがそれにも不参加)。
  • トキけものフレンズ
    • 「音痴な歌好き」で、全メディアミックス共通で音痴設定になっている。なお、アニメ版の中の人は、「声に人間の可聴音域を超える音(超音波)が含まれる」という特異体質である。作品にもよるが音痴と感じるかどうかは個人差があるようで、酷評される事もあればかばんの様に普通に聞いているケースもある。アニメ版では後にとある理由で克服した。
  • ブラッチャールユーロ電光超特急ヒカリアン
    • 歌が趣味らしいが相当ヘタで、一応OPテーマの替え歌を歌っていたが、ほとんど何と言っているのか判らないほどであり、ブラックエクスプレスには「俺様の実家のミドリガメの方がマシ」と評されている。宇宙喉自慢大会では予選落ちしており、優勝したセブンを妬んでいる。

音痴を克服したキャラ

赤来杏
  • ショー終了後のライブのメインボーカルを決めるために行ったカラオケでは部屋の前を通りかかった女性が悲鳴を上げて逃げ出すほどの衝撃波を発生させ、他のメンバー全員が青ざめて両手で耳を塞ぐという凄まじい歌声を披露し、100点満点中18点という驚愕の点数を叩き出し半泣きになっていた。なお、この手のキャラクターには珍しく普段から歌が苦手だと自覚しており、基本的にどんな事でも真っ先にやりたがる性格だが、カラオケだけはパスを使って渋々最後に歌っていた。だが、ボイストレーニングシーンが本編で一切無かったにもかかわらず、それ以降のライブシーンでは生で問題無く歌えるまでに上達していた。
紫村果音
  • 上記のカラオケでは程ではないが音程がずれまくった歌声を披露し、100点満点中30点という数字を叩き出した。なお、この際「家の者は皆、天使の歌声と褒め称えてくれますのに!!」と憤っており、杏とは違い歌が得意だと思い込んでいた。また、彼女も杏同様ボイストレーニングシーンが本編で一切無かったにもかかわらず、それ以降のライブシーンでは生で問題無く歌えるまでに上達していた。
  • 中野梓けいおん!
    • アニメ版終了後の原作で発覚。長年自覚がなかった模様だが、後に改善された模様(?)。ただしキャラソンは普通に歌われている。
  • 犬吠埼樹結城友奈は勇者である
    • 一人の時は美声だが人前だと極度に緊張してまともに音程を取れなくなるあがり症で、を含めた勇者部の協力で、クラスの歌唱テストまでにあがり症を克服しようと試行錯誤したが上手くいかず、不安を抱えたまま歌唱テストに臨もうとした際、密かに教科書に挟んであった勇者部メンバーからのメッセージを見て吹っ切れ、以降は人前でも実力通りの美声を披露できるようになった。
  • 浦飯幽助幽遊白書
    • ドラマCD版の初期のみ歌と演奏が下手な設定であり、その後は改善。下手な頃はぼたんに「小川のタニシだってもっとマシな演奏をする」と言われていた。
  • 白銀御行かぐや様は告らせたい
    • 藤原から「なまこの内臓を耳に入れられたよう」と言われたが、特訓を経て克服。ところが、しばらく後にラップで同様の惨状を見せ、ハーサカはグロッキーになり、藤原は泡を吹いて倒れた。こちらも特訓を経て克服済み。
  • 白海カナ群れなせ!シートン学園
    • 主人公に「シロイルカの特技は歌だから、それをアピールしろ。」と言われた直後に歌った際は某ガキ大将特有の擬音で周囲の面々を困惑させたが、翌日に主人公から「喉から声を出さず、メロン体を震わせて歌え。」と指摘されて特訓した結果、その翌日には歌姫レベルの歌唱力になった。
  • モリノかよえ!チュー学
    • 歌声が酷すぎて合唱コンクールを一旦中止にさせる(体育館が少し揺れたらしい)他のレギュラーキャラとバンドを組んだ際ボーカルをやろうとしたら全力で断られるなど音痴にまつわるエピソードがいくつかあったが、キャラソン『かよチューのうた』では音痴が直ったことが本人から明かされた(アラキ曰く大人の事情。)。
  • ポーラRPG不動産
    • ハープ片手に各地で歌声を披露する吟遊詩人だが、その声は怪鳥の雄たけびに等しく、壁や窓ガラスを破壊し、飛んでいる鳥を墜落させ、聞いた相手を一部の例外を除いて悶絶させ、ラキラに至っては本当に死にかけた。また、15年前までは冒険者として最前線で魔物と戦っていたが、その時も歌声だけで数々の魔物を撃退したという文字通りのデスボイスである。だが、琴音の紹介で訪れた呪われた城で歌声に耐え切れず現れた死神とスキンシップしようとした際、その声と馴れ馴れしさに辟易した死神が城を去る間際に一番大事なものを奪う呪いをかけ、その後別人レベルの美声になるという珍しいパターンで音痴を克服した。だが、本人は以前のデスボイスを気に入っており、美声にされたことを残念がっている。

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