概要
CV:立花理香
超お嬢様学校の清華院女学校高等部1年。専属メイドは霧生菫。
クラスでは委員長を務め、全身から優雅で気品が溢れているお嬢様・オブ・お嬢様。
しかし、そういった事を鼻にかける事は無く、誰も嫌いになった事が無い程の温和で優しい性格の持ち主で、常に他人に気を配り、下心を持つ事無く心を砕けるすごく良い子である。
初めて見た「庶民」の神楽坂公人の事も、偏見を見せずに委員長として率先して接しており、当初から好意的であったが、誤って公人が浴場で自身の裸を見られて以降、お嫁にもらって頂くしかないとまで思い込み、大きく意識し始める。
同級生の誰とも親しくしている反面、唯一自分に心を開かない天空橋愛佳だけ快く思っていない。
ただし、これは愛佳の方に完全な非があり、過去の経緯から人見知りが激しくなったとはいえ、あまりにも他者を拒絶する態度の多さから他の同級生達から多大な反感を買ってしまっていた愛佳を、本人の知らない所で同級生達を宥める形で庇う等、苦労していた。麗子のこの行動が無ければ、最悪の場合、愛佳は一部の同級生達からいじめに遭ってもおかしくない程であった。
しかし、当の愛佳は何とか歩み寄ろうとしていた自身を相変わらず拒絶しかしないばかりか、あまつさえは自身が意識していた公人と仲良くなり始めていた為、とうとう彼女の我侭ぶりに我慢の限界を迎えてしまう事になったと言える。
その為、我慢をしなくなった事もあって、現在は彼女と対立することが多い(好意的に解釈すれば「自分を抑えなくなった」とも言えるが、切っ掛けを作った愛佳を褒める事は出来ない)。
想像を絶するレベルの音痴で、歌い始めればその酷い歌声は音波兵器と化して周囲を揺るがし、破壊し尽くす。そのため、愛佳は麗子が歌うのを極度に恐れている(他のクラスメイトが指摘しないのは、麗子に気を遣っているから)。
原作では、キャラ紹介で不遇な扱いを受け続けている(例:他の主要人物がカラーなのにモノクロ、他の主要人物がアップなのに自身だけボヤけていたり など)。
最終巻でようやくまともに紹介された。