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概要
創業者の蟹江一太郎が1899年にトマトの栽培を開始。
その後豊作で余剰となったトマトをソース(トマトピューレ)に加工する為工場を設置。ケチャップやウスターソースの製造も行った。
1933年には国産初のトマトジュースを発売。現在でもトップセールスを続け、後年の野菜ジュースなどの礎となった。またトマトケチャップの業界トップ（シェア6割）であり、海外系のデルモンテ、ハインツを圧倒している。
ソースメーカーとしても知られ、業界3位。とりわけ西日本では業界1位で、醸熟シリーズは定番の一つであり同社としてもトマトケチャップの次に売上が高い。地元名古屋こそはコーミソースの方が強いが、関西圏ではイカリソース、オリバーソースと並ぶ三大メーカーであり、中四国、九州でもオタフクに次いで高いシェアを誇っているなどしている。とりわけとんかつソースの評判が高いが、原料の筆頭となっているのはやはり同社が売りとするトマトである。その他人参や玉ねぎ、にんにくなどの野菜を原料に用いているため旨味が強めである。
また業務用に強いメーカーであり、他社のように粉もの専用ソースは作っていない（ただし、地元名古屋向けのこいくちソースをラインナップに持っている）。
かつてはペットボトル麦茶市場において「六条麦茶」を擁し、伊藤園の「香り薫る麦茶」とトップシェアを競っていたが、2010年にアサヒ飲料に権利譲渡している。
名前の由来は、蟹江の古巣だった陸軍の象徴である五芒星を商標として使おうと考えていたが、「星型は認められない」という理由で認可がおりなかった。そこで、三角形を二つ組み合わせ六芒星にして、籠の目（籠目）印であるということで商標が認められた。
現在の社名は1963年に制定された。
関連タグ
食品 調味料 キユーピー デルモンテ/キッコーマン ハインツ
JR九州/485系：赤一色の“KAMOME EXPRESS”はカゴメエクスプレスと呼ばれることがある。
日暮かごめ＠犬夜叉：実は彼女のイラストのほうが多勢。かごめも参照。
とんでもスキルで異世界放浪メシ：アニメ化の際、公式にタイアップ。
トマト銀行：銀行設立時に「トマト」にちなみ口座を開設した
ピカチュウ：アニポケでピカチュウがトマトケチャップを舐めるシーンが数回程放映されていたことからコラボキャンペーンが行われるにまで至った。
