概要
「ひだまりスケッチ」作内に登場するワンルームのアパート。緑市浅葱町4-16の、やまぶき高校の、校門から道路を挟んだ真向かいにある。
部屋は1階と2階に各3つ、合計6つ。住人は、ゆのと宮子が入学・入居時点で、沙英とヒロを含めた4人。その翌年に乃莉となずなも入って6人になった。沙英とヒロは卒業後に転出し、茉里が新たに入居し5人に。
入居者の配置は、以下の表を参照。
※配置は玄関がある側から見たもの。
【ゆの入学前】
201号室:みさと | 202号室:-- | 203号室:ヒロ |
101号室:リリ | 102号室:沙英 | 103号室:-- |
【ゆの1年生】
201号室:ゆの | 202号室:宮子 | 203号室:-- |
101号室:ヒロ | 102号室:沙英 | 103号室:-- |
【ゆの2年生】
201号室:ゆの | 202号室:宮子 | 203号室:なずな |
101号室:ヒロ | 102号室:沙英 | 103号室:乃莉 |
【ゆの3年生】
201号室:ゆの | 202号室:宮子 | 203号室:なずな |
101号室:茉里 | 102号室:-- | 103号室:乃莉 |
広い中庭があり、住人が利用できる。原作でもビニールプールで遊んだりシーツを踏み洗いしたりするが、アニメでは家庭菜園、体操、バーベキューにも使っている。ブルータスの胸像が埋葬されていて、ちょっとした恐怖体験をゆのが味わった事も。
中庭には住人共用の物置があり、元住人があれこれ物置に置いて行くため、ゆのはマーライオン型のホースノズルを発掘している。ゆのが貰ってきた共用自転車「専務」(宮子命名)もある。
ヒロが卒業後に紗英と引っ越し先のアパートでルームシェアを始めたため、101号室には余った家電が残されている。それを現在茉里が使ってるが、大家によるとその分家賃を若干値上げしてる模様。
基本的に遠方出身のやまぶき高校美術科生徒の寮みたいになっているが、実際には寮ではなく普通のアパートである。ただし最低でもここ数年以上は空き部屋があろうが他校or社会人の人間が入ってないことと、卒業が決まり次第退去する習慣から、実質『やまぶき高校の寮として使ってほしい』という意向自体はある様子。
規則で「近親者を除く男性の立ち入り」「ペット飼育」「ピアノ所持」「恥ずかしい台詞(※アニメでのみ)」が禁止になっている。
大家さんが管理しているものの、合鍵の管理や建物の修繕は極めて適当で、宮子の部屋(202号室)は大雨になると雨漏りするため家賃も安い(そのため、宮子の部屋では床に保湿用パックが敷きつめられており、住人のだれもがその事実を知り驚いている)。
また、203号室はゆのの1年生時には事実上ヒロが「秘密グッズ」を隠しておく物置となっており、長らく「秘密の空き部屋」となっていた。
今は家族のような関係を結んでいるひだまり荘の住人だが、沙英とヒロより上の世代ではごく普通の先輩と後輩関係で、さらに上の世代では「やんちゃアパート」と俗称されるような変な人揃いだったらしい。その頃は「血だまり荘」「おだまり荘」とも呼ばれたとか。
また、アニメで脈絡なく爆破された事があるが、うめ先生の「なーんてね」という台詞で何事もなく流された。
アニメ初期のオーディオコメンタリーの挨拶によると、阿澄佳奈達が「ひだまり荘の隠し部屋」から伝えているという設定であったようだ。
ウェブラジオ「ひだまりラジオ」では、「ひだまり荘の住人」と称するコーナーで怪しげな住人や自由人や十人や獣人が続々と投入されている。ヤバ過ぎる「赤い獣人」はさすがにお断りだとか。