CV:和久井優
人物像
- 高校1年次・2年次ともに2組所属。(元)大富豪の西川家の一人娘。通称「葉子様」。超お嬢様学校の迷迭香(まんねんろう)女学院出身だが、父の会社が倒産したため今は安アパートで極貧生活を送る。いつも昼食はパンの耳や元使用人の山Gこと山路が持ってくる賞味期限ぎりぎりの食べ物ばかりで、見る者の哀れみを誘っている。しかし喋り方や立ち振る舞い・性格などは腐っても元お嬢で、インナーだけは金欠になるのを承知で上下数万もする超高級なものを買う。携帯電話どころか固定電話も引いていないらしく、何かあった時は犬笛で山Gを呼び出し連絡手段の代わりにしている(その後電話を契約したのかは不明だが、インナーは通販で買ったらしい)。
- かつてはステレオタイプなタカビーお嬢で世俗知識に疎かったので、周りから今もよく心配されている。しかし実際はそこまで非常識ではなく、むしろ西川家関係者の中では一番の常識人。暴走した山Gや薗部のストッパー役も務める。平民としての暮らしに馴染めるよう努力し、いつの間にかお嬢様と貧乏人が変にごちゃまぜになったキャラになってしまった。貧乏になってから知ったマヨネーズの味が気に入ったらしく、何にでもつけようとする。
- 1年生の頃は双葉と照が3組所属だったのに対し葉子様だけ2組で、常に近寄りがたい空気を出しているため自分のクラスにはほとんど友達がいなかった。照と知り合った時もぼっち飯を食べているところだった(以来その場所が3人で昼食を食べる主な場所となっている)。それまでは金の力で作った表面上の友達しかおらず、葉子様の過去を知る者(主に西川家関係者)は「友達ができた」と聞くと驚愕する。
- 全体的に成績優秀で運動神経も良く、照と同等の成績を持つ。得意科目は幼いころから堪能だった英語。苦手なのはもちろん家庭科だが、着古した衣類を繕ううちに裁縫は少し出来るようになった。
- 紫の姫カットで見た目は文句のつけようがない美少女。が、「手入れが大変で水道代がかかる」という理由で髪を切りたがったこともあった。スタイルは抜群であるものの自分の恋愛にはあまり興味がない(というより今の生活が精一杯で恋する余裕がない)。
- 原作での代表キャラは双葉だが、アニメ版以降はその存在感からか葉子が代表キャラ扱いされる事が多い。また、『きららファンタジア』でも代表キャラを務めている。この扱いは他の作品で例えるなら、『ゆゆ式』の主人公の一人・野々原ゆずこに近いだろう。
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マヨラー 後天的な意味で。