概要
ダイヤモンドシティ沖の孤島に研究所を構える天才科学者。世の中全てリアルでなければならないと考えている。ワリオの所有物であるワリオバイクやワリオカーをはじめ、カットとアナのカタナ、ジミー・サングの携帯電話、モナのバイクなども彼の発明品である。また、マイクというカラオケロボットを開発したのも彼である。ここまで書くと相当な天才である事は間違いないのだが、かなりの変人でワリオ含めて他人を実験台にしたがり、クライゴア自身も発明品の被害に遭うことが多い。一方でワリオがワリオマンに変身した際は危険性を察して元に戻そうとするなど真面目な一面も持つ。
自分が設計した延命スーツに身を包んでいるため、100歳を超える高齢でありながら心身共に丈夫な体力を保っている。ただし頭部の保護を怠り、髪が無くなった。ちなみに鼻の下から伸びているのはヒゲではなく鼻毛。ひらめきの為の一環としてフラメンコを踊る。「まわる」まではワリオの野望を食い止めており、ワリオカンパニーの社員の中ではワリオと絡むことが多かった。
『おどる』以降では孫娘のペニーが登場する。
経歴
「初代」ではジャンル「リアル」を担当。プチゲームには実写の動物や人間が多数登場する。
自分の作った薬を誤って飲んでしまった結果腹痛に陥りトイレにこもることに(ステージの演出もトイレその物)。
ノルマクリア後ではトイレが逆流した水流で研究所から放り出される。
ストーリークリア後、ゲームで儲けた利益を持ち逃げしようとしたワリオのロケットとたまたま衝突し、脱出を阻止した。
「まわる」では「じゅうりょくかいてん」を担当。
回転量がジミーステージよりも多く、初見クリアが難しいステージとなっている。
「じゅうりょくコントローラ」を完成させ、洗濯機型マシーンの泡に包まれる。
それにより新しい発明をひらめいた。
なお、このマシーンが後にとあるキャラの出てくる切っ掛けとなる…
「さわる」では「かいてんタッチ」を担当。
「ぶっしつさいせいそうち」を開発しリンゴを再生させたものの中にいる時にシャッターが閉まったが、その結果延命スーツが完全な姿(機械部分が半分でなく赤色をしている)に変化した。
暇潰しに本作の新キャラであるカラオケロボットのマイクを作り、彼のエピローグでデュエットで演歌を歌ったが、2人共音痴だったので喧嘩に発展した。
「おどる」では孫娘のペニーと発明バトルをするが、敢えなく敗北する。
またクリア後に金色でムキムキな「Dr.クライゴアハイパー」として登場。
やせるダイエットマシーンを開発し、プレイヤーはそれに参加することになる。
ここでのクライゴアステージは20回のプチゲームでケロリー(カロリーではない)をどれだけたくさん消費できるかを測るステージ。10回目と20回目はロングゲームとなるのでそこでケロリーをたくさん消費するとよい。
「俺」ではオープニングのみ登場。体型が元に戻り、機械部分が黒色に変わっている。
夢から得た発想により「スーパーツクリエイター21」を開発した。…が、それをワリオが「自ら開発した」と言い張り、それに突っ込む。
あそぶ俺ではワリオマンがクライゴアのテーマをアレンジしている。
「ゲーム&ワリオ」では「デザイン」を担当する。機械部分は青色に戻ったが、延命スーツは完全な姿のままで、新たに白衣を着ている。
指定されたお題にそって線や図形を書いていきロボットを作り上げるのだが、割と評価は厳しめ。あまりにもひどすぎると「作り直してこい!」と怒られる。
「ゴージャス」ではぐるぐるリーグの「スポーツ」を担当。引き続き白衣を着用。頭部の輪郭がやや丸くなり、2頭身になった。
研究の材料のキノコを採りに来たものの迷い、マイクに見つけてもらうがゴーストの噂を聞く。その時、掃除ロボットであるクリナと再会。クリナはかつてクライゴアによって開発されたロボットだったが色が気に入らないという理由だけで捨てられていた。クライゴア自身そのことをすっかり忘れていたため、彼女の怒りを買うことになり、追いかけ回される。その後、何とか説得してクリナを硏究所に連れ戻し、彼女がゴーストだと断定するのだが…
「おすそわける」では何故か延命スーツと頭部の機械の部分が「初代」と同じに戻った。他のキャラと同じく操作キャラとして登場。ゲームバグの世界に迷い込むが、「ゲームバグか。ゲームバグはだいすきだよ、フフフ…」と発言するなど相変わらず奇行が目立ち、ワリオからは「コイツもバグってるんじゃないか?」と突っ込まれている。自身が開発した浮き輪で空中を自在に飛び回るアクションをするが、操作に癖があり慣れるのもなかなか難しい。(ただし水中プチゲームでは水の抵抗を受けない特性がある)
自身のステージのジャンルは今作初登場の「テクノロジー」。その名の通り様々な機械やSF系のメカを使ったプチゲームが出てくる。
ステージ内のストーリーでは「ホメホメロボット」と呼ばれる、その名の通り他人を褒め称えるロボットを開発するが、助手のマイクとクリナは褒めたのに何故か自身のダンスに反応がなかったのを理由に作り直しをした。(単に自身のダンスが褒める価値のないほど変なだけなのでは‥‥?)
ギャラリーでは赤ん坊時代のペニーを追いかけ回すイラストなどが見られる。
「超おどる」では「カタモミ」「オオイバリ」のステージ担当。服装は再び「ゴージャス」に。ペニーとマイクと共に遺跡の壁画の謎を明かすため、自身が開発した「けいたいタイムマシン5号」で過去にタイムスリップ。そこで古代のバリオモロ人に壁画のモデルにされる。後にクライゴアたちの絵が現代でワリオに発見される。
前半リミックスステージでは自身の実験やアシュリーの魔法薬作りなどで川に流されるハプニングに。
そしてクリア後のエクストラステージ「マックス★エクササイズ」では、ミスターハッスルの指導の下、エクササイズに挑戦。消費した「Msl」でクライゴアの姿が変わる。このステージは「おどる」の自身のステージの実質オマージュ版。
備考
「初代」ではクライゴアがトイレの逆流から逃げるシーンで「ワリオランドアドバンス」の脱出時のBGMが使われている。
「ゴージャス」のキャラクターpvではペニーと同時に披露されたのだがその内容はペニーのほぼ同じ(白衣までペニーと同じものとなっている)。
これにはペニー達も引いている。