CV:鈴木崚汰(ゴージャス以降)
概要
『おどるメイドインワリオ』から初登場。
名前の「クリケット」は「若蟋蟀(コオロギ)」という意味。正式名称は「ヤング・クリケット」(中点が付く)だが、イラストタグのほとんどは当項目が使われている。
「ウィー拳」の使い手で、師匠のマスターマンティスと共に修行の旅をしている、真面目な好青年。旅の途中でダイヤモンドシティへ訪れ、滞在することになった。一人称は「俺」で二人称はさん付けか「お前」、又は「君」である。
拳法家としての実力は相当なもので、カットとアナが二人がかりでやっと動きを捉えられるほどの身体能力を持つ。
好物は肉まん。ゲーム中のムービーでは、よくお腹を空かせているシーンが見られる。
真面目ではあるが、『おどる~』では肉まん屋の行列に並ぶ人の頭上を走って買いに行こうとしたり、『ゴージャス』ではマンティスに「修行」という名目(本当は自分が行きたいだけ)を真に受けて遊園地やクラブ、オシャレなカフェについていったり、後述の腕に抱きついてきたルールーを「程よい重り」だと勘違いするなど、実際はピュアすぎるというか天然気味なところがある。
『おすそわける』ではエイティーンボルトと共に、最初にワリオに合流する仲間として登場。スティックで左右移動してAでジャンプという、某配管工のようなアクションをする。ニンテンドージャンルにはそのシリーズをモチーフにしたプチゲームもあるため、それらをクリケットで遊べばさながら本家のような感覚を味わえる。
ワリオシリーズでは珍しいイケメンキャラクターだが、登場がやや遅めな上に他の濃いメンツに押されているためか、やや影が薄い。
イケメンなのは公式設定のようで、『ゴージャス』のムービーではルールーから抱きつかれて「ほわぁぁ……かっこいい!」と言われたり、クラブで修行の一環として客寄せしたときは黄色い声をかけられていた。なお二次創作ではルールーとの関わりは皆無で、むしろこの人とのほうが人気がある。
ちなみに『みんなのリズム天国』の「カンフーボール」で、クリケットらしきキャラクターが登場していたが、後に『ゴージャス』のキャラクターPVで同一人物だと判明した。(「カンフーボール」で相方を務めている女性に関しては『超おどる』にて姉弟子であることが判明した。名前は「シカーダ」。しかし、クリケットとマンティスには忘れ去られていた。)
つまり、クリケットは2023年現在、『メイドインワリオ』と『リズム天国』両方でプレイアブルキャラになった唯一のワリオカンパニー社員であるといえる。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALではスピリッツで登場。ボディはルカリオ。