「ふざけんな!! ぶっ殺してやる!!」
CV:和氣あず未
概要
魔法都市オイサーストで開催された一級魔法使い試験の受験者の一人。
三級魔法使いの少女。へそ出しにショートパンツという露出が多い姿が特徴。
ラヴィーネとは幼馴染で、同じ魔法学校出身。性格は臆病だが、褒められて伸びるタイプらしい。
一次試験ではラヴィーネやフリーレンと共に、第2パーティーに所属する。
よく喧嘩をするラヴィーネのことは嫌いつつも、自分を引っ張ってくれると評価している。だが、何かと彼女を怒らせる余計な一言を呟くことがあり、その際はいつもラヴィーネに馬乗りで髪を引っ張られるなどお仕置きを受けている。
デンケンの第13パーティーと対立した際はラヴィーネと二人でリヒターを相手取る。水を操る魔法(リームシュトローア)を扱うが、水自体は生成できず水場が無いと使えないという欠点がある。
だが逆に言えば、水のある環境(特に降雨時)ではその能力を如何なく発揮できるため、雨さえ降ってしまえば格上の魔法使いであっても一撃で倒す程の実力を持つ。
なお人体の6割は水でできているが、水を操る魔法(リームシュトローア)では人体に水がどう配分されているか、どう取り出すかといったイメージができないため、操ることはできない。
またラヴィーネのほうは魔法で氷の矢などを生成できるが、魔法で作り出されたものなので役目を終えると消えてしまうのか、元は氷なので「水ではない」とイメージしてしまうのか、ラヴィーネが作った氷を溶かして水を生成という手段は作中で取られなかった。
二次試験では相方のラヴィーネは脱落してしまったが、自らは合格となる。しかし、三次試験では試験官を務めたゼーリエから不合格を言い渡された。その理由はゼーリエの魔力に恐怖を抱き一級魔法使いになれないとイメージしてしまったからである。
名前の由来である"カンネ(Kanne)"はドイツ語で"水差し"を意味する。