「…こんな力業、馬鹿じゃないの…!?品性の欠片も無い…!」
解説
CV:伊藤かな恵
魔法都市オイサーストで開催された一級魔法使い試験の受験者の一人。
二級魔法使いの女性。魔法学校を首席で卒業したという優秀な経歴を持つ。
なお、祖父が一級魔法使いという発言や、ヴィアベルにレルネンを紹介する描写などから、レルネンの孫ではないかと思われるが、詳細は不明。
名前の由来である"エーレ(Ehre)"はドイツ語で名誉、自尊心、敬意、栄光を意味する。
能力
石を弾丸に変える魔法(ドラガーテ)を扱い、フェルンからは「このパーティ(第8)で一番強い」と判断されるなど、その実力は確かなものがあり、ヴィアベルからも単純な魔力勝負による殴り合いなら、エーレは自分やシャルフを圧倒できると評価されている。
ただし、実戦経験が不足しており、本人もそれを自覚している。
作中の動向
一次試験ではヴィアベルやシャルフと共に、第8パーティーに所属する。第4パーティーから隕鉄鳥を奪い取るために対立した際はフェルンを相手取るが、上記の実戦不足によってフェルンとの対決では彼女の魔力偽装を見抜けず、正面からの猛攻を受けて叩き潰されてしまった。その後は魔力切れで動けなくなり、一次試験の終了まではヴィアベルにおんぶされて移動することとなった。
この時の語りによると、かつてヴィアベルに自分の村を救ってもらったことがあるそうだ。
試験そのものは、たまたま目の前に現れた隕鉄鳥をヴィアベルが捕獲することで合格した。
二次試験もヴィアベルやシャルフと共に合格となったが、三次試験では試験官を務めたゼーリエに不合格を言い渡された。