「俺は何をやらされている?これでは本当にガキの御守りだ。」
CV:花輪英司
概要
魔法都市オイサーストで開催された一級魔法使い試験の受験者の一人。
二級魔法使いの男性。一次試験ではデンケンやラオフェンと共に、第13パーティーに所属する。
物質の圧倒的な質量攻撃を生かした大地を操る魔法(バルグラント)を扱い、フリーレンの第2パーティーと対立した際はラヴィーネとカンネの二人を相手取る。状況が変化するまでは魔力量の差や技量で二人を寄せ付けないなどかなりの実力者でもある。ラオフェンとの会話から、一級魔法使い試験も初めてではない様子。
性格は皮肉屋で、デンケンからは自分の若いころに似ているとも称されている。既におっさんと呼ばれる年齢である事は自覚しているようだが、面と向かってラヴィーネにおっさん呼びされた際には流石に傷ついていた。北側諸国の「零落の王墓」で行われた二次試験では、デンケンの皆で協力するべきだという考えに賛同したメトーデ、レンゲを含めた5人パーティーで進むこととなる。試験の終盤、ラヴィーネと二人で水鏡の悪魔(シュピーゲル)が創り出す複製体の対処をしていた際、ゼンゼの複製体の奇襲を受けて重傷を負い、仕方なく脱出用ゴーレムを使用。無事に脱出できたが、脱落となった。
オイサーストでは、魔道具店を経営している。常連と見られる老婆や食事処を探して訪ねてきたデンケンとの会話からするに、オイサーストで暮らして長いと見られる(少なくとも子供頃から好きなお菓子は知られている)。後にフリーレンが来店し、壊れたフェルンの杖(ハイターから貰ったもの)を持ち込んだ際は、それを綺麗に直した。
名前の由来である"リヒター(Richter)"はドイツ語で審判者、裁判官、法を守る者を意味する。