魔法が楽しいものだと彼らは知らないでしょうから。
人物
CV:上田麗奈
魔法都市オイサーストで開催された一級魔法使い試験の受験者の一人。
作中キャラでもトップクラスの大きいものを持つ長身の女性。
能力
戦闘・拘束・精神操作・探知・女神様の魔法(回復魔法)といった、様々な魔法を扱う。メトーデ自身も「私は多才なので足止めだけは得意なのです」と述べている。
実力の高さに関しては一次試験ではボロボロになった他のチームに背を向けて去る(≒戦闘しシュティレを奪った)、二次試験では相性が有利と語っていたがフェルンの複製体を相手に怪我を負っていなかったりと、一級魔法使い試験の最中に匂わされていた。
但し動きが速い相手との戦いは苦手としているらしく、メトーデの複製体の相手は『高速で移動する魔法(ジルヴェーア)』の使い手であるラオフェンが担当していた。
出番
一次試験ではレンゲやトーンと共に、第1パーティーに所属する。
一次試験中はパーティーメンバー共々隅に映るのみで、本格的な出番は二次試験から。
北側諸国の「零落の王墓」で行われた二次試験では、トーンが一人先に行ってしまったが、自身とレンゲはデンケンやリヒター、ラオフェン達との協力を選ぶ。水鏡の悪魔(シュピーゲル)の手で複製体が現れた際はその正確な位置を割り出している。自らはフェルンの複製体の相手をし、脱落することなく二次試験を合格。そして三次試験では試験官を務めたゼーリエに思った通りのこと(後述)を伝えて見事合格となった。
一級魔法使いとなった後にゲナウと共に北部高原の魔族討伐任務に赴く。魔族の将軍、神技のレヴォルテ配下の魔族と戦った際は、メトーデの戦法が北部高原で魔族を狩っていた一族の戦い方に似ていると言われており、後述の癖のわりにかなりの武闘派であると判明。なお、戦闘では魔族の魔法を解析し、霧を晴らす魔法(エリルフラーテ)を使用することで、魔族が張った魔法の霧を晴らし勝利に貢献した。
任務完了後は僧侶が不在のフリーレン一行に同行する事を提案するが、既に僧侶の枠にはザインがいるという理由で断られている。美人なお姉さんであるメトーデがいた方がザインは喜ぶのではないかとシュタルクから指摘されるが、お姉さんならフリーレンがいるという事で却下された。
余談
小っちゃくて可愛い子が好きという癖があり、三次試験にてゼーリエを見てまず最初に思ったことがそれであり、討伐任務時にフリーレンやフェルン達と合流した後は、真顔でフリーレンになでなでを要求している。一度は拒否されたが魔導書を対価にすると申し出るとあっさりと了承を得たので、なでなでに加えて少しだけぎゅーもさせてもらっていた。しかし、フェルンからは嫉妬されることに。尤も、メトーデによるとフェルンのことも好きらしい。
ちなみに、ゼーリエに対してもなでなでを要求していたが、ゼーリエからも非常に嫌がられていたようで、ついにはゲナウ越しに「なでなでは一日十分までだ」という制限を付けられてしまった。メトーデ曰く「そんな…」(逆に言えばそれまでは魔族に対抗する貴重な戦力である一級魔法使いでありながら、かなり長時間ゼーリエを含めた可愛い子を愛でるだけに時間を使っていたとも取れるので、制限を設けられるのも当然であろう)。
エーデルにも手を出していた(かまっていた)ことから、「小っちゃい子」というのは年齢ではなく、メトーデ自身が長身であるので「自分より背が低い」という意味の可能性もある。なお、エーデルからはその癖から「やばい女」扱いされている。
名前の由来である"メトーデ(Methode)"はドイツ語で方法や手段を意味する