概要
魔法都市オイサーストで開催された一級魔法使い試験の受験者の一人。
小柄な背丈の幼い少女。一次試験ではメトーデやトーンと共に、第1パーティーに所属する。
一人で本を読んでいる描写が多いことから、読書を趣味としている模様。
一次試験中はパーティーメンバー共々隅に映るのみで、二次試験においてはトーンが一人で先に行ってしまったため、メトーデと共にデンケン、リヒター、ラオフェンと協力することを決める。しかし迷宮内でガーゴイルに襲われた際、両側から針山が迫る致死性の罠部屋へと閉じ込められてしまい、デンケンの咄嗟の判断で脱出用ゴーレムの入った瓶を割って無事に脱出。二次試験最初の脱落者となった。余談だが、一次試験の合格者の中で唯一レンゲのみ台詞(言葉を発したシーン)が存在しなかった。
アニメにおいても軽い悲鳴などはあったが、はっきりとは台詞を発しなかった(エンドクレジットにもCV未記載のため、演じた声優は不明)。ただ、罠にかかったのはガーゴイルに襲撃された際、ラオフェンが倒しきれなかったガーゴイルの放った殺人光線を防ぎきれなかった結果、罠部屋へと吹き飛ばされた経緯が判明。また、罠が迫ってくる際には涙目になって狼狽えるなど、原作よりもシーンや感情表現が追加されていた(原作でラオフェンが罠のあった場所を何か思いながら調べていた事も、レンゲの失格理由を間接的にだが作ったことを気にしたと取れる様にもなっている)。
実力の程は一切不明だが、彼女自身の年齢や精神面もあることからそもそも戦闘向きではなかった可能性も考えられるし、脱落はやむを得ないこととはいえ命を守るために下したデンケンの判断は最適解だったと言えるだろう。