エマーム・ホメイニー空港
えまーむほめいにーくうこう
エマーム・ホメイニー空港はイランの首都、テヘラン郊外にある国際空港である。
概要
元々、イランの空港はテヘランにあるメヘラーバード空港にあったが、それでは国際便を増便できなかった影響で当空港が建設された。
日本で言うなら成田空港や中部国際空港、関西国際空港みたいな立場である。
1979年に建設を始めたものの、イランイスラム革命の影響などもあっていっこうに進まず、2004年になってようやく完成、同年5月8日に漸く開港したものの、その後も運用上のゴタゴタに悩まされた。
名前の由来はイランイスラム革命の創始者であるルーホッラー・ホメイニー師とイランの国教であるイスラム教シーア派12イマームから来ている。
つまりそれだけ、ルーホッラー・ホメイニー師はイランから尊敬されていたのだろう。
開港当初はイラン航空が成田空港に定期便を就航させていたが、2011年10月いっぱいを持って事実上廃止された。
実は空港内が豪華であることは当空港を利用した人だと知っている。
正式名称はエマーム・ホメイニー国際空港であり、エマーム・ホメイニー空港でも通用する。
交通アクセス
2017年8月7日(イラン歴1397年モルダード月16日。)にテヘラン・メトロ8号線が開通した。
そのテヘラン・メトロ8号線から1号線に乗り入れて、テヘラン都心部まで行く事が出来る。
尚、ダルヴァ-ゼ・ドウラト駅で4号線を利用すればメヘラバード空港へ向かう列車に乗る事も可能となっている。