エリミーヌ(ファイアーエムブレム)
えりみーぬ
エリミーヌとは、地上に降りた最後の女神である。
概要
ベルンやエトルリアを問わず大陸各地に多くの信者を持つエリミーヌ教の開祖にして、至高の光アーリアルで竜を滅した聖女エリミーヌその人。
オオワシとフクロウのお話しなど聖女エリミーヌの旅という童話で庶民からも親しまれている。
大陸最古の王国であるエトルリアでは彼女を祭った聖女の塔が建てられており、塔には侵入者を退ける神の矢の仕掛けが施され、まるで一つの要塞のようになっている。
ゆっくりと考え自分の考えをもつことの大切さや人間は過ちを悔い改めて試練を乗り越えられることを説き、さらに人は誕生より七つのうちのいずれか一つの加護を持ち合わせ、人と人は心を通じ合わせることによりその力を得られること(=完全に本作から実施された支援システムのこと)など単なる聖職者ではなくこの世の真理まで理解していたことが明らかになっている。
また、英雄たちのイラストでもリーダーであるハルトムートの近くに描かれるなど八人の中でも特別な存在であったことがわかる。
世界の安定と平和を望み、彼女の教えは彼女亡き後も信者たちによって後世まで語り継がれているが、彼女はその中で竜の復活を深く恐れており、天へ召される最期の瞬間まで人間の繁栄とそれを脅かす竜の脅威を、未来を案じ続けていた。
そう、竜たちがかつて栄えたベルンで眠り続ける一人の幼い少女の脅威を・・・。