『D-1 DEVASTATOR』とは1992年末に発売されたタカラ初のOVA作品。接触編と激闘編の全2話。
前日談を描いた漫画版『空間凶機デバステイター』とメガCDでゲーム版『DEVASTATOR』が発売されている。
概要
異次元からの侵略者「デバステイター」と変形ロボ「ヴェクター・バーサス」の戦いを主軸に描いたロボットアニメ。
キャラクターデザインは漫画家の幻超二。
メカニックデザインにはイラストレーターの幡池裕之、アニメーターの大張正己、メカデザイナーの森木靖泰が関わっている。
メディアミックス作品としてOVAを発売するタカラが中心となり、漫画版の出版をアスキー、ゲームをウルフチーム、ガレージキット発売を海洋堂が担当。
色々あって商業的には大惨敗だったらしく、タカラはこの作品1本で映像事業から撤退している。
余談
女性パイロットの「星野 奈美」のパイロットスーツはユルユルのTフロントで、キャラクター設定に「きわどいコスチューム」とわざわざ書かれるほど扇情的だが、これはデザイナーの趣味というわけではなく、初期稿からもっとエロくするようにリテイク指示が出た結果らしい。
原案設定資料集の表紙ではTフロントの下にレオタードを着込んでいる。
関連項目
デバステーター:「DEVASTATOR」が固有名詞ではないため検索によく引っかかる。