Talbo（タルボ）は、1983年から東海楽器製造が製造・販売を行うエレクトリック・ギターの機種。
名称は「T-ALLOY-BODY 」の略で、ボディがアルミニウム合金製であることが特徴。現在、国内では池部楽器店と神田商会がライセンス販売を行っている。
概要
フェンダーやギブソンのコピーモデルを販売していた東海楽器が、1983年に自社オリジナルのギターとして満を持して発売した。
しかし、発売当初の予想を大きく下回り、ショップカスタムモデル含めで2000本のみしか売れず、経営悪化もあり生産中止を追い込まれてしまった。
90年代に入り、今井寿(BUCK-TICK)がタルボを使いはじめて再び注目を集めはじめ、94年に三鷹楽器が復刻モデルを販売。売れ行きが好調だったため、96年に東海楽器が発売を再開すると、HISASHI(GLAY)とのコラボレーションで“TALBO Secret FACTORY”が始動され、以降少しずつ斬新さが磨かれていくことになる。
派生機種にはベース版の「Talbo Bass」などが存在する。
仕様
チューリップの様なデザインのボディが特徴で、炎が噴いてる様な個性的なイメージを与える。木製ギターと違って、金属でできている為屋外での演奏でも、気温や天気の影響に左右されない。
基本的にはブリッジにトレモロアームが搭載されており、ピックアップは3シングル。TALBO Secret FACTORY限定モデルはブリッジにフロイトローズやネックにLEDが搭載されているモデルが存在するなど、洗練されている。
音質
他のギターと違って、アルミ合金製で中身が空洞であるため
ノイズを拾いにくく透明感があり、アタックが鋭く音がよく伸びるのが特徴。
そう言った特性がある為、バッテリーボックスを付けて半永久的にサステインさせて高音を伸ばすギタリストもいる。
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